There is a concept of 105% companies in Japanese corporate tax arena. It is a subsidiary company incorporated under the Japanese Company Law and help its parent company abroad in selling their products. Their real reason (for structuring like this) might be because the corporate tax rate here in Japan is higher than those in their … Read More “105% Company (or Mark-up Company)” »
Month: May 2015
キレイな帳簿をつけることは、ビジネスをする上で結構重要です。ビジネスで成功することと帳簿をつけることに相関関係があるかと言えば、直接には無いとしか言えないのですが、私の経験から言うと、帳簿が汚い会社(や個人事業)は商売もあまりうまくいって無いことが多いように思います。 多分順序が逆で、整理整頓が出来ている会社は、仕事もきちんとしているため、利益が出やすい。そういう会社は帳簿もしっかりしていて、キレイであることが多い。と言うことではないかと思います。 うちの事務所でも帳簿がキレイであることを、私どものサービスの重要な品質の一つだと考えています。 では、キレイな帳簿とはどのようなものを言うか? 1 銀行残高や売掛金、買掛金などの残高がきちんとあっている。 2 売上も費用もきちんと発生主義で記録されている。 3 売掛金、買掛金、立替金、預り金などの残高が相手先や性質別の補助残高レベルであっている。売掛金や立替金の金額をお客様ごとに聞かれた場合に、すぐ回答できる。昔のことを調べたい時にすぐわかる。 4 帳簿にゴミが残ってない 5 修正仕訳を使わず直接なおす 5番はちょっと特別ですが、それ以外はどれも当たり前のことばかりです。が、意外に出来ていなことも多いです。 2については、最初のうちは少し難しい(めんどくさい)のですが、出来るだけやるようにしましょう。売上は入金のタイミングで、経費も発生のタイミングでつけましょう。そうでないと、外注のコンサルタントを派遣して売上を立てたような場合に、どちらか一方だけ立てると、PLが大きく狂います。また、もちろん、税務調査でも指摘されるでしょう。 3 BS項目は全てかならず補助勘定をつけましょう。該当する補助勘定が無い場合は、作成しましょう。補助勘定を作っておけば、補助残高一覧を印刷して眺めると、帳簿があってるか、あってないか、一目瞭然です。マイナスの残高や、ハンパな数字の残高は何かがおかしい可能性があります。中身をきちんと確認して、常にキレイにするようにしましょう。 4 それと、これも結構大事なのですが、時々帳簿を掃除することが大事です。古い残高で内容がわからなくなってしまったものは、いつまで帳簿にあっても、ずっと残っていることが多いです。これは、帳簿の見通しが悪くなるので、さっさと落としてしまいましょう。もちろん、これが税務上で損金になるかどうかと言う問題もあるので、できるだけそこは検討して、わから無いようなら、(ちょっと乱暴ですが)社長貸付金にしてしまうとか、できるだけキレイにしましょう。ダメな会社のBSの一つの特徴は、BS項目がありすぎて、本当にある資産の価値がよくわからなくなってしまっていることです。 5 PLは会社によっては月締めをしていて、前月の記録でさえ触れ無いようなルールにしているところもありますが、会社が小さいうちや、自社の経理のレベルが低いうちは、決算をまたいでないなら、出来るだけその月にさかのぼって修正するようにしましょう。前月の仕訳を直接修正できないと、間違った仕訳の修正仕訳が入り、それがもし間違っていた場合は、また、その修正仕訳が入る、なってやっていると、帳簿が分かりにくくなってしまいます。 帳簿は経理のevernoteみたいなものです。記録をきちんととっておけば、昔のことで忘れてしまったような事もすぐ調べられます。できるだけ、整理しておくようにしましょう。 ちなみに会計ソフトは弥生会計で十分です。いまは、freeeなどクラウドベースの会計システムもいろいろありますが、私はあまり使ったことがないのでよくわかりません。(すいません。そのうち勉強します。) ****************************************** 私も税理士でありながら、自分で帳簿をつけている時は、時間がなかったり、忙しかったりと言い訳をして、帳簿は雑であまりキレイではありませんでした。お恥ずかしい話です。数字を誰にも見せないように抱え込むのではなく、自分でやらずに、スタッフにやってもらうようになってから、帳簿が一気に改善されました。小さな会社の社長は忙しいと思うので、できるだけ早いうちに、社内で誰かに帳簿をつけてもらうようにするといいと思います。
結構有名で昔からあるアプリのようなのですが、「Moves」というアプリが結構いいです。 最初はナイキのFuelBandやらGarminやら、果てはタニタの活動量計(万歩計!)まで色々検討していたのですが、毎日歩いた距離や歩数、走った距離を記録するにはこれで十分だということがわかりました。なんたって、既に持っているものなので、タダだし、持ち物も増えません。 日本人の男性数の相当数が肥満の状態にあるそうで、肥満は放置すると糖尿病やらなんやら色々な病気の原因になるそうなので、あまり放置しない方がよさそうです。 歩いた歩数も結構正確に記録で来ているようです。 この丸い部分をタップするだけで、表示を切り替えて歩いた距離も表示出来ます。 そのうち、歩数を記録するのなんて飽きてしまうかも知れませんが、これなら別に何も追加で買っていないので、無駄にもなりません。歩くのだけが理由ではないと思いますが、体重がこの2か月で2-3キロ減りました。これをつけていると地下鉄一駅分くらい余計に歩こうと思ってしまうので、歩くための良いモチベーションアップになっていると思います。 ************************************************ H27/05/16 最近、自転車を買いました。ドロップハンドルのもので、重さが11キロを少し超える程度のものです。今までの自転車は10年くらい乗っていたのですが、移動が驚くほど楽になってしまいました。ものは大事に使うのも大事だと思うのですが、思い切って新しいものにするのも大事だなと思いました。
It seems that there have been big influx of investment into Japanese solar panel (Fit In Tariff) and property market recently. We some time receive inquiries from clients about best investment structures for solar panel and property investment from a tax saving point of view. Sometime their structures are already well thought and fixed by major law firms because … Read More “Downside of TK (Tokumei Kumiai partnership) structure” »
一方で匿名組合形式で、非居住者からの投資を受けることも可能です。匿名組合のメリットは、やはり20%と言う低い(?)税率でしょうか。現在の日本の法人税率だと課税所得が800万円までは約24%なので、所得の小さいうちはそれほど差がないのですが、利益が大きくなると税率が上がるので(平成27年の税制改正により、現在は実効税率で約37%)、検討に値する差ではあるでしょう。 匿名組合方式の場合、以下の3つを気をつける必要があります。 (1)営業者と投資組合出資者は別人でなくてはいけない。 (2)資産の保全が債権的にしかできない。 (3)利益の分配比率 (1)一つは営業者と匿名組合員は別人でなくてはいけないということです。資本関係があること自体は許されるかも知れませんが、一方が他方を支配できる関係があるのは避けた方が良いでしょう。そして、匿名組合員はあくまで、投資をする契約ですから、営業主の事業に関して、あまり口出しすることはできません。事業について経営するのは営業者です。 ここを曖昧にしてしまうと、そもそも匿名組合の実体が無いと、否認されてしまうリスクが十分にあるように思います。具体的には、匿名組合分配金は営業者の所得の計算上損金になりますが、これが否認される可能性があると思います。 (2)もう一つは、資産の所有権は営業者になるということです。匿名組合員は出資をして、そのリスクを利益を享受する立場で、実際に営業をするのは営業者です。もしかしたら、利益の分配請求債権を担保するような感じで根抵当をつけると言うようなやり方もあるのかもしれませんが、私は見たことがありません。先に述べたように、営業者と匿名組合出資者は他人ですから、金融的に考えると、匿名組合出資者から見ると、他人に資産を預けてその資産を債権的にしか保全出来ていないので、会社方式にして経営権を把握するのと比較して、リスクが大きすぎるのかもしれません。 (3)匿名組合出資者に対する利益の分配は契約で決めることが出来ますが、営業者が適正な利益を取る必要があり、私が今まで見てきたケースで匿名組合出資者の取り分が95%で、少なくとも5%は営業者が取るようになっていました。これは、営業者が経営判断をするのが原則ですから、取り分が少なすぎると、適正な利潤が取れていないとみなされる等、問題が多いのではと思います。 ************************************************** H27/5/9 いつもの皇居一周のランニングコースを少し伸ばして、丸の内・大手町を走ってきました。お店も色々新しくなって、きれいでおしゃれですね。何か、小憎らしい感じです。
海外からの投資で、不動産所有会社や、ホテル所有会社、ソーラーパネルによる売電会社を作ることは結構あるように思います。 この場合、どのようなスキームが税務的に一番効率的でしょうか?よくこんな質問をお客様から聞かれます。特に太陽光などの場合、金額が数十億になることもあり、大手の弁護士事務所でスキームがしっかり練られていることも多いです。 匿名組合などを使わない一番簡単な形式は一つの会社を作り、そこに不動産やソーラーパネルを持たせる方法です。今は(平成27年5月現在)、法人税の実効税率が中小法人の場合、課税所得が800万円までの低いところで約24%と、匿名組合を使う場合の源泉所得税率20%とあまり変わらないため、税理士報酬その他の費用を考えると、これで十分かもしれません。 で、この会社を株式会社にするか合同会社にするかなのですが、海外からの投資で太陽光発電の施設を保有する会社を作る場合は、合同会社を作るのがいいと思います。 何故かというと、この様な資産を保有する法人は、多額の資本が必要なわけですが、この資本の構成として、通常は100%を資本金として出資することは少なく、キャッシュフローがプラスになったら、それを何時でも自由に回収できるよう、借入金の形式を採るわけです。借入金の形式を採れば、支払利息として資金の出し手に損金の形でキャッシュフローを還流することが出来る様になるわけなので、一石二鳥です。 気を付けなくてはいけないのは、利率は移転価格税制の適用対象になるので、合理的な水準である必要があります。他の債務者に劣後するなどの特殊な条件がない限りは、18%とかの利息は法外で問題になる可能性が高いでしょう。また、資本の出し手の所在する国との租税条約によりますが、支払利息には源泉所得税がかかることが多いです。例えばシンガポールだと10%ですが、利息を支払う前に租税条約の届出が必要になりますので、ご注意ください。 また、借入利息は、借入金が資本金等の金額の3倍になるまでは全額損金になりますが(過大支払利子税制が適用される場合を除く)、3倍を超えると、過小資本税制の適用対象となり、支払利子の一部は損金算入できなくなります。 したがって最初は1万円などの最低限の資本金で設立しても、設備投資が実際に必要になってくると増資が必要になります。この時の増資のやりかたですが、、資本金は1円などの最低限の金額とし、資本準備金の割合を大きくする方法が良いと思います。ここが合同会社のすごいところなのですが、株式会社のように資本準備金は出資金額の最大で半分までというような縛りはありません。つまり、増資をして資金を増やす場合に、資本金を1円、資本準備金を4億9,999万円なんてことも可能なわけです。外形標準課税という税金がありますが、この税金は資本金の金額によって決まります。資本金等ではありません。なので、資本準備金の金額は計算に影響がないわけです。 ちなみに、外形標準課税の税率ですが、都道府県によって異なりますが、一般的にいって、それ程安いものではありません。東京都の場合で、平成27年4月1日以降に開始する法人の場合、資本割が0.315%、付加価値割が0.756%かかります。資本金が1億でしたら毎年315,000円、5億でしたら、1,575,000円余計にかかります。また、付加価値割は人件費、家賃、支払利息等にかかりますが、人件費が年間1億円、家賃が1,000万円の会社でしたら、それだけで831,600円余計にかかります。 純粋に、資本金をいくらにするかという書類上の数字をいくらにするかできまるのですから、安い方が良いに越したことはないと思います。 他方、過小資本税制では資本準備金は資本金等の金額に含まれます。ですので、合同会社にしてこのような増資の仕方をすれば、外形標準課税を増加させずに、過小資本税制の適用をさける事が出来るわけです。 **************************************************** H27/5/8 最近、出来るだけ走るようにしているのですが、体重の減り方が教科書どおりで面白いです。 やっていることは、走ることと間食をしないようにしていることだけで、食事は結構普通にしています。 教科書では1キロ減らすには7,000キロカロリーを消費する必要がありますが、私の体重65キロだと110 km 走る必要があります。 この1か月ちょっとで100キロくらい走ったのですが、ちょうど1キロ少し体重が減っていました。こんなに走ったのは初めてなのですが、100キロも走って1キロしか減らないので、気が遠くなってしまう感じです。食べる量をあまり変えていないので、本当に走って消費したカロリー分だけ体重が減ったということでしょう。うーん、しかし自然科学の法則の力は素晴らしい。。
国外転出時課税制度(FAQ)(by 国税庁 H27年4月)を一部英訳しました。 長いので徐々に訳していきたいと思います。また、国税庁の日本語は税法的に厳密になるように回りくどい表現になっていますが、英語版では分かりやすさを優先しています。 Q1国外転出時課税制度について教えてください。 Q1 Explain about Exit Tax A1 Exit tax has been introduced in Year (Heisei) 27 tax revision and it will be enforced from July 1, 2015. In the following 3 situations, a person who has qualified asset (e.g. securities and unsettled future or option contracts as described more in detail … Read More “一部英訳 国外転出時課税制度Exit Tax (FAQ)(by 国税庁 H27年4月)” »
It seems buying properties in Tokyo is becoming popular idea recently. Thanks to interests from foreign investors in addition to historically low interest rate, the price of new apartment has gone up almost to a double in the past few weeks. Now price of the new norm for a new apartment is 7,000,000 yen per … Read More “Buying Property In Japan and its income tax filing” »
2月に健康診断で衝撃の結果が出てから、体重を少し落とそうと努力しています。 自転車や水泳でもいい運動になりそうなのですが、両方とも1回あたりに結構時間を使いそうなのでパスしました。 ダイエットのやり方はごくシンプルです。出来るだけ沢山走る、仕事中の間食をやめる。これだけです。人はダイエットの方法について色々言いますが、食べる以上に運動で消費するだけという、簡単な方法で十分です。 ランニングの場合、走ったキロ数 * 体重の分だけキロカロリーが消費されるとのことなので、体重65キロの人が1周5キロすると、325キロカロリー消費します。 体重1キロを減らすには、7,200キロカロリーを消費すればいいそうなので、月に20日走れば、毎月1キロ落ちていく計算になります。非常に明快です。 皇居を1周すると、ランステから皇居までの距離を含めて約6キロです。体重63キロとして、6キロ走ると380キロカロリーを消費します。 食事の量がほぼ同じでも、月に19日走ると、毎月1キロ減る計算になります。さすがに月に19日はハードルが高いので、10日走るとしても、これで、月に0.5キロは減ってきます。年で12か月、6キログラム。もし、継続したらすごいことになってしまいますね。 ******************************************************************** H27/5/6 連休もいよいよ終わりで、私は1日早い今日から仕事です。月次のレポートやら、3月決算やら、それに今勉強中の短答式の試験もあり、5月は忙しい月になりそうです。
独立して、自分が食べられるようになってから、次に来るのが人を採用するタイミングです。 私の場合は、2年経ったところで、10坪の少しきれいなオフィスに引越しして、簿記の1級を持っていた女性の方にフルタイムで来ていただきました。 人にフルタイムで来てもらうと、最低でも月に30万円はかかります。給料が基本給で20数万円だとして、交通費と社会保険もいれると、30万円になります。自分の貯金がやっと減らなくなったところで、月30万円の固定費が増えるわけです。パートで来ていただいたとしても、時給1200円で月100時間で12万円です。交通費、労働保険をいれて、15万円くらいが固定的なコストとなります。 ここに、一つの大きな階段があります。今までの、貯金を取り崩す生活に逆戻りです。 当たり前ではありますが、人は自分の給料を稼げるようになるまで時間がかかります。おそらく簿記の資格があっても未経験者なら6か月では足りません。1年は自分の給料を稼げるようにはなりません。独立すると必死なので、自分は仕事を覚えるのも必死ですが、スタッフはそうとは限りません。結構のんびりしてるし、遅刻して来たり、大事な時に風邪をひいたりします。 でも、それは乗り越えなくてはなりません。人に来ていただくことによって、ありあまるメリットがあります。少なくとも私の場合は結果的にすごくありました。 1人でなんでもやると忙しすぎるのです。自分の経理なんて後回しになるので、ファイリングなんかも超適当になります。見積もりなんていくらで出したかわかんなくなっちゃうし、請求書も出し忘れしょっちゅうです。とにかく、お客様にいただいた仕事を最優先でやるので、それで精一杯になってしまい、他の事が出来なくなってしまうのです。 メールも返事に5日かかるなんて、一生懸命やってるのに普通にあったりして、よくお客様に怒られました。 それが、自分のところの経理を人にやってもらうようになってから、見違えるようになりました。自分のところの収支はリアルタイムでわかるようになるし、請求書はきちんと出るし、コピーはちゃんととってもらえるし、銀行には行ってもらえるし、いいことずくめでした。 それともう一つはチェック体制ができたこと。それまでは、税理士の私が自分で申告書を作っていましたが、だれもこれを確認してくれる人がいませんでした。今は、スタッフが作った申告書を、私がチェックしています。つまり、作成とチェックの2段階のプロセスが可能になったのです。もちろん私も仕事が正確であるように一生懸命努力していましたが、ミスも色々ありました。現在の作成とチェックの2段階の体制にしてから、仕事のレベルが確かに上がったように感じています。 もちろん、一人親方という考え方があるのもわかります。でも私のおすすめは、やはり、どこかの段階でもう一人誰かに来てもらう事が良いと思います。私は人に来てもらって、自分の仕事の質が良くなったと思っています。 *************************************************** H27/5/4 GWで2日まえから妻の実家の大阪に来ています。今日は生駒山を越えて、奈良県側までジョギングしてきました。緑がきれいでとても気持ちが良かったです。