結論はまあまあ良いのじゃないの、と思います。最初から、この業界を目指すのもよし、セカンドキャリアとして入って改めて手に職をつけ、安定して家族を養える経済的基盤を作る職業としても悪くはない選択なのではないかと思います。 学歴は(あまり)関係ない まず、あまり学歴は関係ないです。事務所によっては採用の時にその方のポテンシャルを測る上で出身大学を見られることがあると思いますが、会計事務所には、税理士試験の科目合格と言うその方の仕事の遂行能力を推し量る上で、学歴よりもより直接的なサインがあります。普通はこちらをよく見ると思います。 法人税か所得税は持っているだけで一目置かれます。また、実際仕事に役に立つと思います。消費税や相続税は実務にも直結する資格でありますので、採用する側は、これを採用の理由にすることは多いと思います。面接でよっぽど相性が悪いと別ですが、普通は、仲良しクラブの人を採用しようとは思っていないので、別にその人がどんな性格でもあまり気にしません。仕事ができそうかどうかが、一番の判断基準になると思います。 簿記の1級も、資格としてはマニアックすぎるという批判もありますが、連結や原価計算も範囲に含まれているので、「簿記がわかっている」十分な証明になっていると思います。採用する側も1級があるから採用したと言うことすごく良くあると思います。つまり、簿記の1級を持っていれば就職するだけなら、ほぼ困らないと思います。 ですので、大学受験の時に遊んでしまって、就職活動で苦労したような方は、大学受験のような一発勝負の試験とは異なる試験で自分の実力を証明することが出来ます。 実力次第で出せる結果が本当に違う(なので転職も容易) 仕事ができるかどうかが一番大事ですが、税務・会計の仕事は幅が広く、様々な知識が必要とされるので、実力が活かせます。よい計算書類が作れるかどうかはどうかは、実力そのものです。 例えば、太陽光の大型プロジェクトがあったとします。大型プロジェクトは大体において銀行や機関投資家のファイナンス付きますが、これには、金利スワップが付くこともありますし、土地の権利も20年の借地権だったり、買い戻し条件付きだったりと複雑な事もままあります。送電線の工事負担金のようなものもあります。こういう事項について銀行などに対して、いわゆるGAAPに従った正しい会計処理をできるということは実力で、じつはこう言うことをちゃんと出来る人は少ないと思います。 また、こういうプロジェクトだと即時償却の有無とか、特別な税額控除の有無であるとか様々な税務上の論点が出てきます。やっぱり知らないと(もしくは調べる力がないと)出来ないし、それをきちんとやってくれる人は、やっぱりそれほどいないので、価値があり評価されます。 努力してとれる資格もある 努力して税理士や会計士の資格が取れると独立も可能です。 夏は暇です それに、冬は忙しいところが多いと思いますが夏は比較的暇です。資格試験の勉強にあてて2週間くらい休む人も多々いると思います。 給料もそれほど悪くないと思います。難しい仕事や大きい仕事には実は結構なフィーが支払われます。それをこなす人材が必要なわけですから、給料もそれなり支払われると思います。それに、流動性のある業界なので、ちゃんと給料を出さないとみんな転職してしまいます。 ********************** H28/7/13 昨日は盗難にあった自転車が出てきたので取りに行ってきました。なんと歌舞伎町に乗り捨てになっていたとのことでした。。チェーン式のカギを面倒なので一番右側のれるを一つだけずらしてかけるようにしていたのですが、結構同じような人が居るのでしょう。それだとパターンをわかってて持っていってしまう人が居るのですね。 こちらは新宿百人町の撤去自転車の保管所です。初めて行きました。
Category: 会計事務所独立・経営
事務所の情報を記録しておくために、Evernote Businessを試験的に導入する事にしてみました。 Evernoteはご存知の通り、WindowsやMac、iPhoneなどの複数の端末で情報を共有できるクラウドの素晴らしいソフトウェアです。 このソフトはとても便利で個人でももう3-4年は使っています。 最初は無料のバージョンを使っていたのですが、今ではPremiumバージョンです。。年間5千円くらいですが、十分に価値はあるように感じています。私は、今ではすっかり、Evernote様に依存してしまっているので、しばらくは離れることは出来ないんではないかと少し不安には感じています。 Evernoteは仕事の段取りやチェックリストを取りだすのにも、キーワード検索一発で取りだせるので大変に便利です。昔、山に行った時の日程表などの記録や、システム開発での進捗記録、「七夕」をどんなシステムにしたいか、みなと国際会計事務所をどんな会計事務所にしたいかなどの目標も書いて保存しています。 Evernoteの便利なところはフォルダの他にtagを作って、tagでも検索できることです。例えば、フォルダでは、作業中や、作業済みのフォルダを作成して、その中に各クライアントの案件が入っている場合に、クライアントごとの検索はtagですることが出来ます。つまり、縦軸で仕事の状態管理と横軸でクライアント別の管理のような切り口の違う分類方法を同時に出来るわけです。 監査法人では、お客様の関係会社間の持ち株数や資本金、営業所の場所など、比較的長い期間にわたって使い続けるパーマネントファイルと、その年の監査ごとに作成するワークペーパーのにお客様ごとにフォルダをりますが、私も、作業中のフォルダの他に、クライアントごとのフォルダを作って、長期間の保存が必要な情報はそこに入れるようにしています。両方の切り口で情報を保存して検索できるので、とてもとても便利です。 これを事務所でも使えないかどうかやってみることにしました。一人で使っていてもこれだけ便利なのですから、複数人で使ったらもっともっと便利に違いない。 会計事務所に限らず他の業種でもそうだと思うのですが、お客様の記録などを保存するのはとても重要な作業です。単純な取引だったとしても、1年後には、この処理はどういう理由でやったんだっけなどと言うのも、担当者が変わってしまったり、休んでいるだけでも、わからなくなってしまいます。税務署に資料を出してくださいなんて言われた時に、根拠が出せないと冷や汗をかいてしまいます。 資料は、エクセルなどのファイルの場合はシェアドライブに、また、重要な資料は紙の資料と一緒にバインダーに保存するようにしていますが、穴をあけてバインダーにファイルするのはちょっと面倒です。 Evernote Businessは月に一人1,100円です。決して安い金額ではありません。MicrosoftのOffice365と同じ金額かと思うと、OfficeにはExcelやらOutlookやらあれだけついてて約1,000円で、それに比較しても随分高いなーと微妙な気持ちになってしまうことも否めません。また、Evernoteは一度導入してしまうと、なかなかやめられず中毒性(?)があることも、事務所で始めることに躊躇してしまう理由ではあります。 それと良いと思ったのは、Evernote Businessでは個人用とビジネス用のタブができて、個人用とビジネス用のNotebookがはっきり分かれます。わかりやすいので、これなら、個人のファイルと仕事のファイルを混同してしまう事も少なそうです。そこが結構心配なところだったのですが、少なくともEvernoteはそこをしっかりと分けていますという主張が、ソフトのUIのデザインからははっきりと読み取ることが出来ました。 でも、これで探し物が減ったり、今後の記録がしっかりされるなら、値段をはるかに上回る価値があり、安いものかも知れないとも思いました。。
地道に作ってきたクラウド会計ソフトの「七夕」を公開しました。 www.minatoacc.com/tanabata 「七夕」の特徴ですが、は世界中どこからでも使用可能なインターネット会計システムです。無料でお使いいただけます。 事務所でやっている記帳代行サービスとしては、現在、弥生会計を使っています。会計ソフトとしては弥生会計の方がはるかに便利です。 まず、ローカルのコンピューダーで動く(つまりデータも処理も全部自分の目の前にあるPCで動く)ので、反応速度がはるかに速いです。インターネットの会計ソフトでは、データがサーバー側にあるため、処理したデータや画面をいちいちサーバーからローカルに送る必要があるからです。 それでも、ネットの会計ソフトにも価値があると思っています。一番のメリットは、お客様は会計データの詳細を会計事務所にいちいちメールで質問しなくても何時でも好きな時に自分で、見れることでしょうか。 この利点を強調するため、領収書等の帳票を元帳からいちいちクリックして画面を移さなくても、マウスを当てるだけで表示されるようにしました。このために、AJAXという技術を使っています。 事務所の中で使ってきて、お客様にも提供してきましたので、それなりに使用感はこなれてきているはずですが、まだ、完ぺきとは言い切れません。 将来的にはソフト自体としても有料にしたいとおもっていますが、現在は機能をますます良くする為に開発中ですので、使っていただいて、色々コメントを頂けるとうれしいです。。 使い方のマニュアルを近いうちにまとめたいと思いますが、 まず、「Create a New Free Account.」のリンクから新規のアカウントを作った後、 補助勘定元帳、もしくは、鉛筆のマークのアイコンから入力をしてください。 結果は、試算表またはTBのアイコンで表示される画面で、集計されます。 どうぞよろしくお願いします。 (iPhone用のアプリの勉強中です。)
去年の終わりか今年の頭くらいまで、ハローワークで求人をしていましたが、募集にはかなり苦労していました。 それが、今年の年初の株安くらいから潮目が少し変わったのかも知れないと思うようになりました。今年の4月に求人をタウンワークとフロムエーで出しました。応募の数は軽い気持ち(ひやかし?)で応募して下さる方もいたとおもうのですが、30以上は有ったように思います。 今まで、無料のハローワークでしか求人してなかったので、単純に比較はできないのですが、応募の結構な多さにビックリでした。地域を東京23区のうちの総武線沿線近辺に限定して出したので、広告代は10万円もかかりませんでした。 今回の結論は、どうもハローワークは無料で求人を出せるから、求職者の方にはあまり信頼されていないのではという事でした。「無料で出せるイコール、ブラック求人が多い」みたいなイメージを持たれているようにも感じました。 求人を企業がする場合、業務の遂行に必要があるから、採用しようとしているはずです。私のところもそうで、求人が思うようにいかなかったので、仕事の問い合わせはあったのに、受けたくても受けられないような状況でした。そう考えると、求人のコストは多少かかっても、新しい仕事が受けられない・人が足りず業務に支障がでる可能性を考えると安いものだと思います。 ですので、今後は有料の求人メディアはちゃんと使っていかなくてはと思いました。 それはそうとして、これだけ応募があったのは、景気の潮目が変わったのではないか、、アベノミクスはそれほど実態がないのではないかとちょっと警戒しています。皆さんはどう思いますか。私は、変に仕事の業容を拡大しないように、リスクをあまり大きくしないようにしようと思いました。
毎日勉強していると、だんだんわかってきます。「だんだんと」わかってくるんです。よくわからなくて、嫌になることもあるのですが。 最初は、何をやってるのかチンプンカンプンだったりします。でも、1年ぐらい続けているとわかってくるから不思議です。 最初はとても範囲が多くて、量が多くてとても無理のような気がしてしまいます。でも、毎日やっていると結構な量をこなしています。 試験勉強との兼ね合いで言うと、継続して勉強したからと言って、それでも難しい試験は受かるかどうかわかりません。仕事だって、継続したからといって、成功するとは限りません。まあ、それを言ってしまうと、身も蓋も無くなってしまったりするのですが。。 でも、継続すると結構すごい事が出来たりします。自分が最初に思っていたより多くの事が出来たりします。私は、継続してコツコツやるのが好きなので、いつもこのパターンです。 誰かがおっしゃってたように、同じ時間にやるようにするのが習慣化のコツのような気がします。同じ時間にやるようにすれば、それは習慣になってしまうので、ずっーとやり続けられるような気がします。あと、重くても、パソコンとか教科書とか、毎日バッグに入れて持ち歩くことでしょうか。(体力もつきますし。。)そうすると、職場の行き帰りの途中のカフェかなんかでも30分でも出来ますし。
(朝の自習室より) 昨年の12月から続いた会計事務所の繁忙期もやっと5月の終わりをもって終了しました。 年末調整から始まり、源泉所得税の納付、法定調書、償却資産税、12月決算、個人の確定申告、3月決算。結構ありますね。 忙しかったー。 今年は抜けた方の穴が大きかったので大変でした。頑張っていただいた事務所の皆様お疲れ様でした。 うちの事務所は外資系のお客様が多いので、12月決算が激多です。 今回の繁忙期でその重要性を実感したのが、資料の残し方の重要性。人が辞めると前の細かい事がわからなくなってしまいます。ファイルや資料の残し方をある程度は決めているのですが、マニュアル化していなくて、細かくチェックしていませんでした。 そうすると、後で、細かいことがわからなくなるんです!(威張って言い切ることではないのですが。。) 今後は決算が終わったら、ファイリングするところもチェックリストのようなもので、マニュアル化する必要があるなーと思いました。 私は、一人の仕事人として信頼されるのも良いことだとはうのですが、組織としてもあそこの会計事務所なら大丈夫だといってもらえるようになりたいと思っています。ですので、事務所のなかで、人によって仕事の内容にばらつきがあるというのは、望ましい状況ではありません。一定の品質の品質を確保できるように、オペレーションのマニュアル化を進めたいと思っています。
毎日、プログラミングと法律の勉強をやるようにしています。 何かやりたいことがある場合に、それが時間のかかることであるのなら、毎日少しずつでもやり続けるのが結局は近道だと思うからです。私はずっとこのやり方でやってきました。 誰でも毎日それぞれやることがあり、忙しいと思うので、なかなかやりたい事がままなりません。私の決めた方法は、毎日同じ時間にやることです。これだと習慣になるので、朝になって今日は自分は何をすべき何だっけ?と悩むことはありません。 私は忘れやすいので、決めておかないと自分のやりたかったことも忘れてしまうのです。自分が朝やるべきことは何だったっけ?と一々思い出さなくてはいけないのです。 決めておけば、安心です。毎日少しずつ前進します。 (5月の朝の代々木公園) 今日は、今作っている会計ソフトで、その仕訳にマウスをあてると、その仕訳の元資料(レシートや請求書などの画像データ)が画面に浮かび上がってくるような仕組みをAJAXで作りました。
NASと言うものを始めて買ってきました。事務所のサーバーが壊れたので、これはチャンスとばかりによろこんで秋葉原までサーバーを買いに行ったのですが、結局買ってきたのは、これでした。 最初にDE●Lに見積もりお願いしたのですが、Win 2012R2と言うサーバーOSを積んだものは23万円からでした。前回の3年前もまあ、20万円くらいだったので、仕方ないかなくらいに思っていました。 次に、念のためなんて思って別のメーカーをインターネットで探してたら、THI●K ServerなんていうLENOVOのも出てきて、これは信頼できそうなメーカーだし見積もりをお願いしたら約15万円くらいでした。おいおい随分値段が違うじゃないか!多少の部品の違いはあるもののこんなに値段が違うのかとおどろいてしまいました。何年もDE●LからPCはサーバーを買ってきたのですが、もしかしたら、D社は高いのかも、と少し思ってしまいました。いやいや、でもそんな筈はない。これまでも品質には満足してきたので、良いものだからそれくらいはするという事なのでしょう。 で、次にもっと欲が出てきて、さらに安くなるかもしれないと、自作サーバーが良いのではないかと思い始めてしまいました。自作だったらPCのハードの事もわかるし、完全に一石二鳥でしょう。もう、完全に仕事に趣味が入ってきてしまってます。。なんか、今回みたいにサーバーがこわれても、PCを自作するくらいにハードに詳しければ、もしかしたら、事務所のYさんみたいに、自分もハードディスクを特別なコードにつなげてデータをリカバリー出来るかもしれません。なんて、自分に説得を始めてしまっています。 結局、買ってきたのはサーバーではなく、NASでした。 お店の人に色々伺っているうちに、結局サーバーでなくても十分ではないかと言う考えに変わってしまったのです。やはり、人と話すのは大事ですね。 このNASはハードディスクも含めて秋葉原のTSUKUMO電機というその界隈では名の知れているらしいお店で買ってきました。、合計で大体4万円くらいでした。サーバーを新しく注文するのと比べて恐ろしく安くあがってしまいました。 ハードディスクを2枚買ってきてミラーリングと言う構成にしていますので、ハードディスクが同時に2枚壊れるという、おそらく相当確率の低いことが起こらない限りまず大丈夫でしょう。
昨日事務所のファイルサーバーが突然立ち上がらなくなるというハプニングがあり、大変あせりました。 幸い、というか、初めてというか、このサーバーはハードディスクが2枚あり、まったく同じデータを二つのディスクに同時に保存するミラーリングという機能を持っていたのですが、これのおかげで救われました。中を開けてみると、同じ大きさのハードディスクが2枚入っていました。 壊れているとメッセージが出ていた方のハードディスクを外して、再度電源ボタンを押すと、、、 なんと不思議なことに普通に何事もなかったかのように起動してしまいました! このサーバーの構成をミラーリングと言うらしいのですが、常に同じ内容のハードディスクが二つある状態がキープされています。なので、片方のハードディスクの障害が発生しても、もう一つのハードディスクがあるので、データは失われることはないという仕組みです。 理屈はわかっていたのですが、実際に障害が発生したことがなかったので、どうやってリカバリーするのかとはよくわかっていませんでした。DELLのサポートに電話する前に、とりあえず壊れている方をはずして、一つのドライブだけで再起動を試してみたら、あっさり動いてしまいました。不思議です。 サーバー専用機で少し高くて、20万くらいしました。3年前に買った時は少し迷ったのですが、値段の価値はあったようです。 良いハードは値段なりの価値があるということですね。 それで、今回も早速DELLとLENOVOに新しいサーバーの見積もりを取りました。他にもバックアップはあるのですが、何にせよデータが復活してよかった。。。
先日、お客様のところでfreeeをかなり細かく触る機会がありました。 これは、すごい!かなり進歩しています。ウェブアプリケーションにありがちなレスポンスの悪さはほとんど感じませんでした。 勘定を選ぶ場合に、一つの文字を入れると、その文字で始まる勘定科目の候補が自動的に表示されるなど、かなり便利に作られています。また、そのレスポンスが結構いいんです。 ブラウザーを使ったアプリケーションに付いて回るもう構造的な問題なのですが、サーバーまで問い合わせて、その回答がインターネットを経由してユーザーのパソコンに届いてからデータを表示するので、レスポンスが鈍いことが多いです。 でもfreeeではその辺のストレスがほとんどありませんでした。きっと、JavaScriptなどをふんだんに使って、作り込まれているのだと思います。 弥生会計などのデスクトップのソフトがfreeeに負けてしまっているのは他にも、銀行の取引を自動でダウンロードできる機能があります。これは、自動更新なので、今、銀行残高が帳簿上であっているかどうかが、一目でわかります。これはやっぱり便利です。 また、銀行口座から支払った金額は、通常、源泉所得税などの預り金を引いた後だったり、振込手数料を引いた後の金額であることが実務ではよくあり、そのまま費用の金額として使えないのですが、これも、足したり引いたりする調整が簡単にできるように、上手く作り込まれています。 それと、これもデスクトップのソフトではできないことですが、領収書の写真などが、仕訳の添付ファイルとして保存することができます。iPhoneなどのカメラで領収書をパシャッと撮って、会計データとして記録することができます。これも、相当便利です。 今までの会計処理では、まず、現金やら銀行やらの経費を、まずその金額と日付を元に会計ソフトに入力して、それに証憑書類をバインダーやらに保存するという流れなのですが、これが、逆もありになってしまいます。つまり、まず、タクシーやら飲食やらで経費を使ったらそれを写真にとり、ソフトに送ることによって、後から、その写真に会計データをつけるようなやり方ができるようになります。これは、個人事業主のような規模の会計を処理する場合には、地味にすごいことのように思います。 *************** では、私のところで、自分たちの経理をfreeeのようなクラウドベースの会計ソフトを使っているかということですが、まだ、使ってはおりません。。。また、すぐに使う予定はありません。何故かと考えてみたのですが、単なる食わず嫌いのような気もします。おそらく、自分の仕事が会計事務所なので、経理データをクラウドに置く必然性がないからのように思います。ですので、会計事務所とデータを常に共有する必要のある小規模の事業会社は、クラウドにデータを置くとコミュニケーションも相当便利になると思います。私も、海外のお客様とはクラウドでサービスを提供しようと思いました。