最近、「ノーコード/ローコード」と言う言葉をよく聞くので、気になっていました。そうしたら、この前渋谷の文教堂でぶらぶら物色していたところ、Googleが出したノーコードと言う記載を見て、つい買ってしまいました。
ノーコードというのはプログラミングをしなくても、サービスやアプリが作れるサービスのようなのですが、実際のところ、やってみないとわからないので、今、本の半分くらいのところまで触ってみました。
何が出来るか
ざっくり言うと、クラウド・ネイティブ時代のMicrosoft Accessのような感じで、簡単なデータベースと、各自がスマホから入力できるアプリ(iPhoneとAndroid用のアプリとウェブ用)が自動でできます。
ToDoや在庫管理、顧客管理のデータベースが簡単に出来そうです。私はTodoのサンプルを作ってみました。本を見ながら、所要時間は大体30分くらいでした。Todoのテーブルをカード式で表示したり、終わっていないToDoクエリを引っ張ってきたり出来ました。複数テーブルからのクエリも使えるみたいですし、マクロやトリガに反応して一定の処理をするオートメーションと言うのも出来るようなので、まさにウェブ&スマホ版のMS Accessです。
データの保存場所は、Googleスプレッドシートも使えるので、事務所内だけでなく、お客さんと情報を共有するのにも何か使えそうです。
こうなると一人当たりの単価の高いKintone辺りは厳しい競争にさらされることになりそうな気もします。
値段
10名までは基本的にほぼすべての機能が無料のようです。10人以上になると、スターター・コースが一人5ドルからで、認証機能やAIなど進んだ機能を使う場合には一人10ドル、もしくはそれ以上になるようです。私はまだ無料コースでテスト利用中です。
値段表
基本的には業務用で、ゲームなどを作る個人用のアプリには不向きです。
以下は、私がとりあえず作ってみたものです。ちゃんとiPhoneにダウンロードして、Googleスプレッドシートのデータを読んでいます。内容も内容も内容も簡単ですが、作るのも簡単でした!