最近、iPhoneアプリのアイコンを作るためにイラストレーターを勉強していました。 以前に本で読んだ20時間の法則の通り、週に1-2時間を使って10日もやると、結構新しいことができるようになってしまいます。「Illustratorが使えるようになった」などと言うと、本職の方に鼻で笑われてしまいますが、20時間使うとちょっとした事はできるようになるのは事実です。 私の本業は税務会計で、イラストレーターなどのクリエーティブ系のソフトはハードルが高く、どのように動くのかのイメージもわかりませんでした。でも20時間使ってみると、それなりにわかるようになりますし、ちょっとの事はできるようになるものです。 ホームページも作り直そうかと思っているのですが、その時にデザインをただ見栄えをキレイにするだけのものと考えないで、そのデザインで何か直感的なメッセージを伝えるものと考えると、デザインに対する苦手意識も持っていられなくなりますし、やっていて楽しくなります。 デザインを何かメッセージを伝える為のものと捉えると、どうしてもデザインを何回も推敲することになってしまいます。Lancersなどのクラウドでの発注だと、手離れが悪くなって相手にも申し訳なく感じしまい、なかなか外注で出しづらくなってしまいます。本当はそういう時に個人的にお付き合いのあるデザイナーさんにお願いするのが良いのでしょうが、それもお金がかかります。 自分でイラストレーターなどのソフトを自分で使えるようにするというのは、本業に使うべき時間を犠牲にしているという意見もありますが、見方を変えると、自分のビジネスをどうビジュアルで説明するかということなので、自営業などの小規模事業者は自分でやってみるのも意義のあることのようにも思えます。
Category: システム開発
「継続は力なり」は本当ですね。 ほぼ毎日すこしずつiPhoneのプログラミングをやっていると、段々ではありますが動くプログラムが出来るようになってきます。今のiPhoneアプリ開発用の言語はSwiftと言うもので、以前の言語に比べるとだいぶ簡単にはなっているのですが、それでもやはり、なにか今まで出来なかったことが出来るようになるというのはうれしいものです。 写真をiPhoneで撮って、それを事務所の会計システムにそのままアップロードする仕組みを考えています。 お客様は領収書の写真を専用のアプリで撮っていただくだけです。データのアップロードはアプリがボタン一つでやってくれます。入力は、自宅勤務で入力を希望する方に、一枚いくらでお願いできたらいいなと考えています。 写真を送るのはやり方として抵抗がある方もいるかと思います。そのような方には領収書を袋にいれて事務所に送っていいただき、こちらで写真を撮ってシステムにアップします。 アップした写真については、勘定科目と金額と内容を入力します。写真に仕訳データがくっついて、そのまま会計システムに仕訳として登録されるようになっています。 アプリとしてのプログラミングは、最低限の機能の付いた骨組みまでは出来たところです。これから、使い勝手の向上や、あったら便利な機能などを足していくところです。あと、appleの審査を受ける必要があります。このためには、ATS(SSLみたいなインターネット上で安全に通信するための規格)を備える必要がありますが、そのためにはサーバーに固定IPアドレスを取得する必要がありそうで、これがなかなか面倒ではありそうです。 お客様としてはフリーランスから2-3名までの小規模な会社が対象になると思います。それより大きな会社は、自分のところである程度経理をやってくれる方がいますから。 仕組み全体として上手く機能するかどうかわからないのですが、領収書の入力は自宅で働くのが希望の方にリモートでやってもらう事を考えています。 事務所の中でやってもいいのですが、ボリュームがどうなるかわからないので、人員的にあまり固定しない方が良いでしょう。 まず、その人の経験や知識に対してレベルをつけます。ゲームでのステージやレベルが上がっていくイメージです。 そして、やる側に値段をつけてもらい、オークション形式のように、みずから価格を決めてもらいます。 電力の供給について一定の規格を満たせば自由に参入ができるようになったように、入力する側のマニュアルをきちんと作成して、ランキングなどの資格をつくって品質を担保すれば、単価をランキングごとに市場に任せると上手く需給のバランスする価格がつけられるのではないかと、思ったりしているわけです。 うーん。ニーズがあるかどうかは、まだよくわかりません。これからいろいろ人に会っていかなくては、、とは思います。 ******************************* この本は通っている自習室の本棚にあったので、早速買ったのですが、良かったです。人は必ず衰えていくし、死んでいきます。自分や配偶者の両親もそうですし、自分自身についてもいつ病気になってしまうかわかりません。自分に残されている時間だって、有限のものだという事がわかります。あまり毎日を無駄に出来ないなと思いました。
プログラム言語は実際に使っていると出来るようになってくる。やっぱり、手を動かして何かを作ってみることが大事。 新しいプログラミング言語も、少しずつでも継続していると段々と出来るようになってきます。 プログラミング言語は、本だけ読んでもやっぱりなかなか身につきません。この「身につく」という感覚は手を動かして実際にプログラムを作ることによって、得られるように思います。 この2週間くらいSwiftでiOSの端末から会計データを保存したサーバーに画像を送る処理を作っていました。最初はエラーが多く出て時間がすごくかかるのですが、個々のパーツが出来てくると、段々と進捗が速くなってきます。Swiftも触り始めてもう2年ぐらいですが、近づいたり遠ざかったりでした。 ここ最近2週間くらい集中して触っていたら、感覚が戻ってきた以上に、随分この言語の使い方についてわかってきたように感じました(もちろん、まだまだ全然ですが。)。 新しい機能を作ろうとすると、直接その部分の知識だけではなくて、その周辺の知識も必要になります。これが、プログラミングの壁を高くしている一つの理由だろうなとは思います。 例えば、今、C#で動く会計ソフトのサーバーにiOSから領収書などの画像データを送るもの仕組みを作っているのですが、最初は上手く動きません。それで、エラーの内容を確認したいのですが、別の端末からのネットワーク経由でのデータの送信であるため、デバッグが出来ません。デバッグモードではないので、ブレークポイントを設定することが出来ません。 それで、初めてlog4というログを出力するオープンソースのツールを使ってみたのですが、これを使えるようにするために、2-3日くらいはかかったように思います。 実際に動くプログラムを作ろうとすると、その周辺環境は様々なため、それに合わせて動くようにするために、結構沢山の関連知識が必要になるのです。そして、その関連知識が重要なのです。関連知識がないと動くプログラムは作れません。 プログラミングは本を読むことも大事だと思うのですが、本だけ読んでもほとんど頭に残りません。頭の良い方は違うのかも知れませんが、少なくとも私の場合は、読んでもほとんど後で使えません。。 作ったプログラムは実際に使った方がよい。ただでも提供した方がよい。 それと作ったプログラムやサービスは、やっぱり実際に使った方が良いですね。実際に使うことで、プログラムは育っていきます。不具合を修正したり、足りない機能やこれがあった方が良いなという機能を追加して、コードが段々大きく、そして複雑になっていきます。 それが、蓄積になるのですね。私はプログラミングのこの蓄積していく部分が好きで、これがプログラミングを続けて行こうと思った理由の一つです。プログラムは一度書くと、何年でも動きます。そして、それに手を加えていくことで、少しづつでも良くしていくことが出来るのです。つまり、プログラムはスキルとして生産手段でもあるのですが、(ここが難しいのですが)良いプログラムであれば資産として残るのです。 ここが、税務や法律、語学などのプロフェッショナルとしての仕事と異なるところです。 うちの事務所では、送ったり受け取ったりした郵便物をデータベースで管理しています。データベースと言ってもそんなに上等なものではなくて、ウェブのシステムに何を受っとったと文字で記録しているだけです。 でも、文字だと「税務署からの書類」とあったりして、最近、実際に送ったり受っとった郵便物が何だっけとなることが、時々あります。 色々な会計事務所がありますが、郵便物の受取の管理はどうやっているのでしょう。 これを写真を取って画像で保存しておけばもっとわかりやすくなるのではないかと言う試みです。 (宣伝) 弊社で作っているウェブで動くクラウドの会計ソフト「七夕」はこちらです。 七夕 給与計算のシステムはこちらです。 七夕給与 (車のほとんど走っていない朝の表参道)
本日、iPhoneから投稿できるようにした領収書等の画像を七夕に反映できるようにしました。でも、まだ開発機の段階です。これを公開するにはAppleの審査を通過する必要があります。 何事も、継続するのは難しいです。趣味でも勉強でも半年続いたら、既に相当なレベルに来ています。3年続いたら、十分に他人と話ができる立派なレベルに達していると思います。10年続けられるような趣味や勉強が出来たら、ちょっと違うのかも知れませんが、それだけで人生が豊かな気がします。相当に幸せな事だと思います。 iPhoneのプログラミングの勉強も毎日30分でもいいから続けるようにしたいと思います。毎日コツコツやると、少しずつではありますが前に進みます。 全然、思ったように行きませんが、このまま少しずつプログラミングも続けて行けたらと思います。iPhoneからの画像の転送機能も審査を通過したら公開したいと思います。 私もプログラミングを始めて、12年くらいたちました。時々離れていた時もあったのですが、プログラミングそれ自体が面白いこともあり、ビジネスでも続いています。 重要な事は、継続することです。 次に、継続するためには、色々手を広げすぎないことが重要です。 私はあれこれ手を広げて、一つの事が長く続かないタイプです。 何かを継続しようと思ったら、手を広げすぎずに、3つか4つくらいに絞るのが良いように思います。 そして、その3つか4つを継続するためにやる時間を決めてしまい、習慣化してしまうのが良いように思います。 私の場合は、早起きして時間を作るようにしています。 2時間早起きすれば、2時間をその習慣のために使えます。 なので、早起きイコール習慣の継続とも言えます。 例えばですが、私の場合は以下のような朝の習慣を考えています(出来たらですけど。。)。 語学(毎日30分) プログラミング(毎日30分) 仕事の勉強(法律や税務会計 毎日1時間)
ASP.NET MVCの画面でタブで移動できる順序を設定する方法を探していたのですが、単純にこの方法で良いようです。つまり、htmlAttributesと言うのが一つのキーワードになっているということでしょうか。 @Html.EditorFor(x => x.OverTime, new { htmlAttributes = new { tabindex = 3 } }) 給与のシステムを少しずつ良くしていこうと思っています。 一日に最低5行はぐらいは書く事を日課として自分に課すようにしようかしら。それとも一日、1メソッドくらい書かないと全然前に進まないような気もします。 まあ、システム開発は、コードとして日々蓄積されていくものなので、中小企業の差別化の戦略としてはとても有効なのではないかと思っています。
アマゾンのコメントではつまらない細かいことを指摘しているものもありますが、私は大変勉強になりました。 この本で、実際に自分の手を動かしたことで、SWIFTが少し書けるようになりました。現在は、少しSwiftのバージョンが進んでしまっていますが、これからSwiftをやりたい方にはこの本はお薦めだと思います。 少し厚すぎるので、背表紙のところで3つに切って、ガムテープでとめています。こうじゃないととてもじゃないけど重くて持ち歩けないです。 でも、プログラミング言語の本は、厚い方がちゃんと色々書いてあるので、結局は何回も使うことになりお得です。 Swiftは前のアップルのプログラミング言語のObjective-Cと比較してもはるかにわかりやすく、実際にプログラムが「動く」ところまで、結構簡単に書ける言語のような気がします。
地道に作ってきたクラウド会計ソフトの「七夕」を公開しました。 www.minatoacc.com/tanabata 「七夕」の特徴ですが、は世界中どこからでも使用可能なインターネット会計システムです。無料でお使いいただけます。 事務所でやっている記帳代行サービスとしては、現在、弥生会計を使っています。会計ソフトとしては弥生会計の方がはるかに便利です。 まず、ローカルのコンピューダーで動く(つまりデータも処理も全部自分の目の前にあるPCで動く)ので、反応速度がはるかに速いです。インターネットの会計ソフトでは、データがサーバー側にあるため、処理したデータや画面をいちいちサーバーからローカルに送る必要があるからです。 それでも、ネットの会計ソフトにも価値があると思っています。一番のメリットは、お客様は会計データの詳細を会計事務所にいちいちメールで質問しなくても何時でも好きな時に自分で、見れることでしょうか。 この利点を強調するため、領収書等の帳票を元帳からいちいちクリックして画面を移さなくても、マウスを当てるだけで表示されるようにしました。このために、AJAXという技術を使っています。 事務所の中で使ってきて、お客様にも提供してきましたので、それなりに使用感はこなれてきているはずですが、まだ、完ぺきとは言い切れません。 将来的にはソフト自体としても有料にしたいとおもっていますが、現在は機能をますます良くする為に開発中ですので、使っていただいて、色々コメントを頂けるとうれしいです。。 使い方のマニュアルを近いうちにまとめたいと思いますが、 まず、「Create a New Free Account.」のリンクから新規のアカウントを作った後、 補助勘定元帳、もしくは、鉛筆のマークのアイコンから入力をしてください。 結果は、試算表またはTBのアイコンで表示される画面で、集計されます。 どうぞよろしくお願いします。 (iPhone用のアプリの勉強中です。)
iPhoneから私たちの開発したクラウドの会計システムである「七夕」にレシートを写真で投稿する仕組みが出来つつあります。少しワクワクしております。 レシートなどをスマートフォンのカメラで撮影して、仕訳データにしてもらうサービスはSTREAMDなど、既に存在しています。機能も素晴らしいのですが、私たちの仕組みは、写真を単に仕訳データにするのではなく、クラウドの会計システム直接反映させますので、インポートをするなどの仕組みがひと手間さらに省けます。 単に仕訳データに変換するのではなく、源泉所得税やら、消費税の処理やらを考慮して会計システムに入れていく処理が、私たちの特徴になるのではないかと考えています。 ところで、Swiftと言うiPhone用の言語が面白いです。以前のobjective-cに比べてかなりわかりやすくなりました。Optionalやらクロージャーやら最近の言語の特性も兼ね備えています。Objective-Cに比べて、圧倒的にエラーの特定が簡単で、開発の効率がマジで一桁違う(良くなっている)というのが、使っている感触です。
Macbook Pro Retina 15とMacbook Air 13 でどっちにするか相当悩んだのですが、Proの方が少し重いし高いので、どちらかと気軽に買えるAirにすることにしました。Airだとパワーに心配があったのですが、Proは高いので、開発を始めて、もし難しすぎて途中でギブアップしたとしたら、20万円オーバーの出費はちょっと大きすぎるように思ったのです。 それでAirでもいいのか色々と情報を集めていたのですが、iPhoneアプリの開発者でもある國居貴浩さんの「親切すぎるiPhoneアプリ開発の本」にも、Airで十分開発できると書いてあったのが決定打になりました。 結果はというと、Airでも今の所ほとんどストレスはありません。ハードディスクは256GBにしましたが、価格ドットコムで買ったので、メモリーはカスタマイズ出来ず、4GBだけです。AirはハードディスクがSSDですので、仮想メモリもSSDで十分に速いようです。 それで、今は「親切すぎるiPhoneアプリ開発の本」を実際に実例を使って手を動かしながら読んでいるのですが、わかりやすくてとてもいい本だと思いました。厚さが6センチくらいあり、カバンに入れて毎日持ち歩くにはあまりに重いので、背表紙をカッターで3つに切って、バラバラにしました。これでとても快適になりました。 いま、3分の1くらいまできたのですが、使わなくなったオブジェクトをメモリから廃棄する仕組みだとか、指でタッチする時のイベントの扱い方とか、とてもわかりやすくて、2年くらい前にトライして挫折してた所も、わかるようになってきました。 また、Swiftは以前のObject-Cに比べて、分かりやすくなってます。Object-Cはメモリー管理のやり方が難しくて、私もメモリーリークのあたりで以前、挫折したのですが、今回はレファレンスカウンタの仕組みのほか、接頭詞のweakの使い方やら、Optional(?)の使い方やら随分わかるようになりました。消費税を入れて4,000円近くしましたが、これだけでも値段より相当もとがとれたように思います。
Swiftと言うiPhoneやiPadの開発に使うアップルの新しい言語を触っています。事務所で作っているクラウドの会計ソフトでiPhoneで領収書や請求書を写真で撮って、すぐに事務所のサーバーに保存して、事務所のスタッフが仕訳をきると言うサービスができないかと考えたのがきっかけです。 もちろん、世の中には同じことを考えている人がとっくに何人もいるのが普通なので、もしかしたらもうあるのかも知れません。でも、開発を継続すれば技術力もアップするし、ある程度人とは違う強みがないとビジネスの社会では生き残って行くのも楽ではないので、少しやってみようかと思います。 新しい言語を触るのは純粋に楽しいものがあります。私は、仕事は趣味ではやらないようにするべきだと考えるようにしているので、楽しいからやると言うのは邪道ですが、それでもビジネスチャンスが少しはあるように思えます。 少しづつ続けて見ようと思います。