GTECを受けてみました。 テストの結果は、もう一つでしたが、気軽に30分でやれるし、値段は2000円だし、そういう意味では価値があると思いました。 この自宅でできるGTECではリスニングとリーディングがあります。私の場合は、自分の思い込みとは別に、リスニングがダメでした。そう言われてみれば、相手が言っていることをちゃんと聞き取れないことがあるし、言いたいことをうまく言えないこともよくあります。自分では、リスニングは得意ではないけど、それほどダメでもないだろうと思ってたのですが、テストの成績は残酷であり正直です。やっぱりリスニングがダメなのでした。 今後は少しリスニングの勉強を続けたいと思います。 このテストは値段がお手頃なところがとてもいいです。毎月1回受けても全然問題ありません。いわゆるPDCA的なものを練習してみるのにもちょうどいいように思いました。つまり、目標を立てて、その目標を実現するための計画を立てます。実行してみて、結果を確認し、良ければそれでいいですし、ダメならダメで、では次は何をしようとやり方を変えてみれば良いのです。 しばらく(5年ぐらい?)続けてみようかと思いました。
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春になってきました。無事に確定申告の忙しい時期を終えることが出来てホッとしています。 税務調査で仕掛品の未計上を質問されました。あるコンサルティングのプロジェクトで売り上げが上がっていないのに、コンサルタントの給与が仕掛品として資産に計上されず、費用に上がっていることを言われたのです。 では、この場合に必ず仕掛品に計上をしなくてはいけないのでしょうか。 基本通達を見ると以下の様になっています。 2-2-9 設計、作業の指揮監督、技術指導その他の技術役務の提供に係る報酬に対応する原価の額は、当該報酬の額を益金の額に算入する事業年度の損金の額に算入するのであるが、法人が継続してこれらの技術役務の提供のために要する費用のうち次に掲げるものの額をその支出の日の属する事業年度の損金の額に算入している場合には、これを認める。(昭55年直法2-8「七」により追加) (1) 固定費(作業量の増減にかかわらず変化しない費用をいう。)の性質を有する費用 (2) 変動費(作業量に応じて増減する費用をいう。)の性質を有する費用のうち一般管理費に類するものでその額が多額でないもの及び相手方から収受する仕度金、着手金等(2-1-12の(注)の適用があるものに限る。)に係るもの なかなか寛容な規定ではあり、また、企業会計の実務に考慮した規定です。一般の事業会社では製造業でもやっていない限り製造原価報告書を作りません。したがって、未完成のプロジェクトの分の人件費を集計しないことが多いです。ですので、このような指摘(?)をされることが多いと思います。 税法は、税法や施行令などの法律で決まっていない限りは、企業会計のルールに従います。これは法人税法22条にも書いてあります。売上の基準は実現主義、費用は発生主義で計上するのです。あらためて、なぜ通常の企業会計ではサービス業で仕掛品を計上しないことが多いのか考えてみました。 私は長年、税務をやっていて、会計学の基本的な部分がちょっと曖昧になってしまいました。税務をやっていると、税法の規定にばかり目がいってしまい、そもそも論の会計が曖昧になってしまっていたのです。 結論としては、やはり社員の給与は固定費的なものなので、直接原価的な考え方よりは、期間費用であるという考え方が背後にあるのではないかと思いました。 ですので、税務調査でそのようなことを指摘された場合には、法人税法22条に立ち返り、企業会計ではどうなっているのか、また、その際には基本通達2-2-9をよく読んで、その射程がどうなっているのかを検討して、税務調査官の方にその旨を伝えて検討してもらうのが良いように思います。
外国語が上手になるには文法が大切なのだそうです 英語は日本語とは本当に別の言語なので、習得するのには相当の時間がかかります。ただ、時間「は」かかりますが、必要な練習や勉強さえやれば十分に習得はできます。ネイティブのレベルには到達することはないと思いますが、仕事で使う分には十分に使えるようになります。これは身をもって保証します。地道な努力は必要で、これは避けられないとおもいますが、逆を言うと、地道な練習さえ継続できれば、外国語の一つくらいは出来るようになるのです。 英語で出来る様になったのですから、もしかしたらもう一つくらい出来るようになるかも知れません。 最近、読んだ本で「一生モノの英語力を身につけるたったひとつの学習法」と言うのがありました。 この本で、ちゃんとしたレベルの高い英語力を身につけるには、英文法が不可欠と書いてありました。確かに我々外国人は英語を肌ですべて吸収しているわけではないので、母国語である日本語のように直感的に、この文章は合っているとか、誤っているとかを、判断することができません。ですので、文法が大事なのだそうです。なるほど、確かに理屈にあっていますよね。 私も、もう一度文法を勉強してみようと思い、早速、文法の本を注文しました(中古ですが)。 効果測定の話、GTEC 最近やって見たいなと思ったのが、ベネッセが提供しているGTECという試験です。この試験は安くて、かつ、自宅のコンピュータで出来るのが特徴です。 GTEC TOECIなどは一回の試験が5,725円です。また、事前の申し込みが必要です。このGTECはまだ一般的に知られていないのが難点で、この試験のスコアが良くても、就職や転職活動であまり認めてくれないかもしれませんが、自分で学習するうえでの進捗を測るには最高です。 まず、一回の試験料が2,160円です。しかもオンラインで申し込みが出来て自宅で受験が出来ます。わざわざどこかまで試験を受けに行く必要が無いし、一回の試験にかかる時間はたったの30分だそうです。この試験のぶれがどれくらいなのかまだわかりませんが、TOEICなどと同じように、上手く計算されていて、同じ実力の人が受ければ同じようなスコアが出るようにできていれば、自分の学習の成果をわざわざ半日潰してどこかまで行く必要はありません。 他人に見せる目的でないのであれば、自分はちゃんと不正をせずに試験を受けているとわかっているので、スコアは自分のためだけのものであり、効果の測定には十分に目的を達成出来ると思います。 もう一ついいと思ったのは、TOEICは990点で終わりです。それ以上の点数はありません。このGTECはそれ以上の能力も測れるようなので、良いなと思いました。 ご興味がある方は上記のリンクから見てみたらいいと思います。
Apparently, it became more difficult to open a bank account in Japan. The screening process by banks are very very strict today. We have a few clients with whom we helped establishing a company and opening a bank account for them. Until a few years ago, it was difficult and it required a lot of … Read More “It turns more difficult to open a bank account recently in Japan.” »
仕事柄、新規のクライアントの日本法人を設立することが多いのですが、この時に大変になるのが銀行口座の開設です。外国のお客様は日本で営業を始めようと考えて日本法人を設立するのですが、銀行は、会社が今現在に存在することの証明が出来る資料を求めてきます。 これが結構大変なのです。鶏が先か、卵か先かの状態になることも多いです。つまり、良く求められるのが請求書や見積書なのですが、これは銀行口座が無いとなかなか出せるものではありません。銀行口座もないのに、まさか現金で払ってくださいなんて言えないし、請求書なんて実際問題ムリなのです。 もう一つ、金融機関は事務所が実際にあるかどうかをチェックしているようでもあります。信用金庫に新会社の口座開設の手続きを問い合わせると、実際に担当者が事務所を訪問して、本当に事務所が存在しているのかどうかを確認するのだそうです。 金融庁あたりが指針を出していると思われますが、私たち外部の人間には、内容が具体的にどのようになっているのかは知りようがありません。ただ、想像するには、背景はもっともなものであり、不正な銀行口座を防止するためのものだと思われます。なので、私たちができることは、口座を開設しようとしている会社が不正なものであることが疑われないように、もっと言えばペーパーカンパニーであることが疑われないような、外観を作ることなのでしょう。 以前、銀行の方に聞かれたのは、住所がサービスオフィスではないかどうかでした。サービスオフィスは住所だけを貸しているところもあるので、そこを確認していたのでしょう。 外国会社の設立をお手伝いする立場の私たちの事務所としても悩ましい問題です。
Swift3の文法が変わりすぎて、昔の本がほとんど役に立たなくなってしまいました。あまりに違いすぎて、文法を結局一から勉強しなくちゃいけないのと同じ状況なので、本を一冊買ってきました。 「Swift実践入門」 今をときめくウェブ系の会社であるクックパッドとメルカリの実務家が書かれているので、ただの文法だけ解説した本と違って、それぞれの機能をどのような場面で、どのような理由で使うのかが書いてあり買ってよかったと思います。 クラスと構造体の使い分けなども書いてあるのですが、できるだけクラスを使わずに構造体を使った方がいい、など目から鱗が落ちるような実践的な知識も色々書いてあります。 私にとってよかったのは、「Web APIのクライアントを作ろう」のセクションでした。今のスマートフォンのアプリでは、Web APIを通した情報の取得と、投稿は欠かせない機能です。その部分を実際のコードを使って解説していただいているので、とても役に立ちそうです。
噂には聞いていましたが、Swift 2.xから3.xに変更するのはとても大変です。以前に書いたコードがかなり使えません。全然使えないということはないのですが、引数の使い方が変わったり、関数の名前が変わったりで、マニュアルで直そうとすると、一日じゃとても終わりません。ほぼ新言語をやっているかのようでした。いちいちグーグルで調べても、情報が少なくて良くわからないし。。 Pythonも2.x系から3.x系に移行するときは、ほとんど互換性がなかったと言いますから、Swiftでもこれくらい仕方がないのでしょう。 新しいプログラミング言語を学ぶ時の常ですが、最初はよくわからなくても、我慢して続けていると少しずつわかってきます。継続は力なり。頑張って少しずつ続けてみようt思います。
確定申告終了しました。忙しくはありましたが、なんとか無事に乗り切ることが出来ました。 確定申告が終わったと思ったら、早速次の日から税務調査です(泣)。 税務署にもよるのでしょうが、東京都港区などは法人の数が多いので、個人の確定申告は比較的重要性が低いのだそうです。従いまして、麻布税務署も当然のように2月から3月に税務調査の予定を入れてきます。芝税務署も同じです。 何と言う事でしょう。。 税務調査を受ける時のポイント 税務調査を受ける時のポイントですが、普通はお互いに紳士的に対応します。昔からそうですが、税務署の調査官の方は、他の役所に較べても紳士的な方が多いように思います。会計や税務の立場から、ここは確認しなくちゃダメでしょう、という常識的なところを確認してきます。逆にこちらも変に強く出たり、変な態度をとってもあまり意味が無いように思います。 そうは言っても気を付けなくてはいけないのは、やはり何でもかんでも言うなりになってしまってはいけないという事です。ノルマのようなものは「無い」と表面的には言っていますが、何か申告漏れを見つけて、税金を徴収した方が調査に来る方の評価が良いのは確かなようです。ちゃんとやるべき仕事はちゃんとやろうと言う強い意識を感じます。 大概の場合は、無茶な事は言われないのですが、それでも税金に対する知識がなさすぎると、無意識ではあるのかも知れませんが、言葉は悪いのですがちょっと?な事をやられてしまいます。いわゆる常識的なラインを踏み越えて、ちょっとそれは無理筋なのでないかというような事を指摘事項にさせられてハンコを押させられてしまうこともあるようです(特に個人)。 税務は負担の公平が大事なので、厳しいのは仕方のない事でもありますが、だからといって、言いなりになってしまってもダメなのです。 その辺のバランス感覚は必要だと思います。 嘘はだめ。それとなめてかかると痛い目にあいます。 それと嘘はダメです。絶対わからないだろうと思いこむのも危険です。税務署の情報収集能力はびっくりするものがあります。別に嘘をついていたわけではないのですが、以前、お客さんのオランダの関係会社に日本の国税庁のオランダ駐在の方が現地まで裏とり行ったことがあって、びっくりしたことがありました。そこまでやるんですよ。 また税務署は、取引先に聞き込みに行くことがあります。これは、取引先もびっくりしてしまい今までの信用が台無しになってしまいます。やはり変に隠すのは割に合わないように思います。 元帳の記載はちゃんと見ておいた方がいい 税務調査は会計帳簿を基本にします。よくあるのが、総勘定元帳に処理に迷ったときのメモのようなものが残っていたりすることです。こういう記録は重要視されるので、調査の前は不必要に誤解を招くような記載がないかどうか、チェックするのは重要です。 たったそれだけでも随分違います。 手続き 財務諸表監査に監査手続き書があるように、税務調査でも昔に比べてマニュアル化が進んでいるように思います。税務署にマニュアルがあるかどうかは、直接には確認できませんが、5年前に比べても格段にきっちりしているように感じます。 主に見る項目は: (1)期末の翌月の売上を確認する。商品販売なら実際に受渡しがあった日を、宅急便などの伝票を見て確認する。サービス業なら、その売上の元となるサービスの提供がいつ終わったかを確認する。 (2)消費税の区分が正しいかを確認する。例えば社宅の賃貸借契約なのに課税仕入にしているのは間違い。 (3)従業員に外国人がいる場合は、その人が居住者かワーキングホリデー・ビザなどの短期のビザで来ている非居住者かを確認する。海外に支払っている場合には、源泉が必要か、租税条約の届出書を出しているかを確認する。 (4)給与台帳をみて、架空の従業員がいないかを確認する。雇用契約書や振り込みの記録を確認する。 (5)経費をみて、内容が個人的な費用(例えば個人の習い事など)かどうかを確認する。 他にも色々あって会社のやっている事業内容によっても大きく異なります。でも、これらの事は最低限くらいに思っておきましょう。 結論 節税は大事で必要だと思うのですが、嘘や隠すのはダメです。せめて、解釈が分かれるくらいのところにしておきましょう。
山梨の三つ峠に行ってきました。  東京都内の家を7時くらいに出て、2時間で大月に着き、そこから富士急に乗り換えて30分で三つ峠駅に着きました。 行ったのは3月12日だったのですが、まだ氷が残っています。さすがにアイゼンは必要なかったですが、あと1週間早かったら必要だったくらいに雪が残っていました。 滝も凍っています。初めて見ました。。  駅を降りたら約1時間舗装した道を歩くと本格的な登山道に入ります。そこから約2時間半森の中を急登すると頂上でした。全部で約3時間半の行程を登りきると、南アルプスまで見れる素晴らしい眺望。  頂上では富士山の側は残念ながら曇ってしまい、富士山を見れませんでしたが、途中では見れました。  きっと晴れてて頂上から見れたら素晴らしかったのでしょう。 大月までが都内から1,320円、大月から三つ峠までの富士急の区間が結構高くて710円、締めて片道2,030でした。 買ったばかりのSALEWAの靴の慣らし運転でもありましたが、履き心地も快適で大満足でした。 
確定申告まっさかりの時期です。 多くの会計事務所はとても忙しい時期ではないかと思います。忙しいのはわかっているのですが、それでも以前知り合いの税理士の話を聞いた時に、驚いたことがあります。そこの事務所では、年明けから3月15日までほとんど土日もなく12時前まで働いているというのです。確定申告期間中は残業食は有名店の焼肉でもなんでも好きなものをとって食べるのだそうです。とにかく大盤振る舞いをしてでもなんでもその時期を乗り越えると言うイメージでしょうか。 他方、ほとんど今の時期でもあまり忙しくない事務所と言うのもあるようです。個人の確定申告はほとんどやらないという事なのでしょう。個人の確定申告は法人の決算と比べても一時期に集中しているし、使う知識も広いので、リスクがあり大変です。 実は同じ会計事務所という名前で商売をやっていても、開けてみるとやっていることは結構それぞれ違っていたりします。提供しているサービスの内容によって単価や繁忙期が違うので、確定申告の時の忙しさもだいぶ違っていたりするのです。 ビジネスモデルは同じ会計事務所といっても、事務所によって全然違います。就職先を探している場合には、自分が何をやりたいか、何を経験したいかが大事なので、その事務所が何をやっているかをよく見た方がいいと思います。主に見るべき点は、その事務所の専門性は何なのか、一体何で稼いでいる事務所なのかです。まあ、これは事務所だけではなくて、普通にどんな会社でも言えると思います。 人海戦術で稼いでいる会社はヤメた方がいいと思います。身につくものがあまりなさそうですから。就職先で身につける経験や専門性は大事です。そこで覚えたことが今後のあなたの飯の種のバックボーンとして一生ついて回る可能性があるからです。なので、就職先がどのようなことで稼いでいる事務所なのかを見ておくことは大事なのです。時間が短くて定時に帰れそうだからというのも、試験みたいに他にやることがあればいいと思いますが、そうでない場合は、自分の一生の進路に響いてしまうかもしれません。 給料が良いと言うのはいうのは、良いサインだと思います。高い給料が出せるということは、その事務所のやっていることの付加価値が高いからという理由がバックにあるからかも知れません。 会社の成績はその会社がどんな商品をやっているかで半分くらいが決まる、というのが私の感覚です。後の半分がマネージメントや販売のやり方など戦術の部分です。いい加減でない、しっかりやっているというのも大事なのですが、やっぱり何を提供できているかがすごく大事です。 まさに私の自分のことでもあるのですが、どんなスキルを身につけて、どんな商品(サービス)を売るかをよく考えることは大事だと思います。ただ結果をまとめただけの税務申告書だけを作る仕事にはしないようにしなくてはと思います。