吉祥寺で税理士を30年やっていらっしゃる方が書いた本です。法人が仕事のメインだということですが、富裕層も多く住んでいる地域がら、結構、相続税の申告もやってらっしゃるようです。
ご自身の実際に経験した話をもとに、相続税の申告について税理士目線で書いています。
例えば、被相続人である夫が、妻名義の預金をコツコツと1千万円程度貯めていたのですが、税務調査の中の会話の流れで、妻が専業主婦であったため、実質は夫の管理下の夫の実質的資産と認定され、これにつき申告漏れを認定されてしまう話、亡くなるまえに預金を引き出して銀行の貸金庫に札束で保管していたのがばれてしまう話、貸金庫を開ける時の緊迫した雰囲気の描写、長男に死亡の3年前に贈与されていた数百万円の預金が発覚する話。どれもリアルに描かれていて、相続税の調査がドラマのように展開されていきます。税理士の先生が書いた本ですが、私と異なり、表現力が豊かで、臨場感あふれて書かれています。
相続税は、法人税のように継続的なお付き合いがないお客様との関係となり、税理士も納税者もお互いに相手のことを良く知らないので、様々な問題が起きがちです。また、一発勝負でもあるので、間違えると不必要な税金を支払う事になりかねません。
相続税の業務経験が多い税理士というのは、相続専門でやっていない限りそれほど多くはないと思うので、臨場感を掴むうえでも税理士にとっても良い読み物になると思いました。
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6/14 数人退職が重なったこともあり猛烈な忙しさが続いていましたが、もう少しで一息つけそうです。4月から月に120-30kmペースで走っていましたが、この2か月で体重が3-4kg落ちました。セオリー通りの事をコツコツ継続すると、結果というのは出てくるのだなと改めて思いました。仕事や勉強など、コツコツと続けて少しずつ改善していこうと思いました。毎日少しずつでもやっていると、じわじわですが、目に見えて違いが出てくることを改めて感じました。