以前にこの方のベストセラー本を読んだ時は少しかるい(もしくは内容が薄い?)かなと思ったりしたのですが、とんでもない思い違いでとても恥ずかしく思いました。
当たり前ではありますが、本を沢山書く方は本をたくさん読んでます。この本では、読書についての色々なことが、この方の言葉で書かれています。全然、内容が薄いわけではありません。
そして、「読書には、挙げればキリがないほどの効用がありますが、一番は、人間的な成長に役立つという事ではないかと考えます」と書いています。本を読むことで広い世界に触れることができ、新しい世界から今まで自分の知らなかった知識を得ることができます。さらに、本を読む行為は内向することなので、自分の人生についてどう生きたいかを考えたりすることが出来るとあります。
本を読まないことの代償は、思ったより相当大きい、と書いてます。そのこころは、本を読まないと、毎日をその場その場の状況に反応する、場当たり的な生き方になりがちだからと書いています。本を読むことによって内省的で自分の意志をもって生きていくことが出来るのではと書いてます。
大げさではありますが、まったくその通りなのだろうなーと思います。
私の場合、日本語の読書の量も全然足りていないのですが、英語の本も時間を見つけては読もうと思っています。英語で読むと得られる知識の量や内省的な体験は、日本語で読む場合のスピードでも読解力でも遠く及ばないのですが、英語の語彙も増えるので一石二鳥です。ブロークンな英語のままだと単純にネイティブの人には頭が悪く見えてリスペクトされないのではないかと思ってしまうからです。(まあ別に賢く思われる必要はないのですし、今さらネイティブの様な語彙力になる必要も、なるわけでもないのですが。。)
それとの関連で、ブログを書くという事も読書には良いのでしょうね。書くという事は自分のことを見つめざるを得ないので、読んで色々考えて、書くときにまた色々と考えて、読書の効果も2倍に濃くなるような気がします。