時間の使い方を工夫することをは、人生を幸せにするために必要です。 よく仕事を効率よくこなすためにタイムマネジメントを強調されますが、今回書こうと思っているのは、ビジネスを効率的にするためのタイムマネジメントではありません。隙間時間の使い方の話です。実際に、計測してみたところすごいものがありました。隙間時間ってこんなにたくさんあったんですね。 こまかい時間の使い方を有効に使えれば、ずいぶん沢山のことができると改めてわかり、びっくりしました。細かい時間を少しずつ有効に使って使って将来のために積み立てることが大事です。 いま、このブログを読んでくれている方も、やりたいことは山ほどあると思います。しかし、私もそうですが、ほとんどの方が仕事を持っているか何かで自由な時間をそれほど沢山は持てないのではないでしょうか。昼間は仕事をしなくてはいけないので、どうしても自分の時間は、朝か夜と土日休日になってしまいます。作れる時間なんていいとこ、1時間か2時間、相当にめぐまれてて3時間くらいではないでしょうか。 ただ、誰でもやりたいことは沢山ありますが、時間が限られているので、どうしても時間が足りなくなってしまいます。 私が最近試しているのは、自分がやりたいと思っていることは、少しずつ毎日やるという事です。毎日15分ずつでもいいかも知れません。 私の場合は、やりたいことが、プログラミング、資格試験の勉強、税務・会計の勉強、読書、英語、スペイン語、ランニング・登山などの運動など、たくさんあります。家族や友人との時間も必要です。 無茶にうつるかも知れませんが、これを毎日全部やるのです。ただし、長い時間は無理なのでちょっとずつです。。人生は所詮は、今日の積み重ねです。明日も明日になっていれば今日になっています。今日出来なかったことは、明日になってもきっと出来ません。ですので、やりたいことがあったら、少しずつでいいから今日やるのです。 例えば英語やスペイン語などの語学の勉強は、家から駅まで、駅から家までの片道10分弱を使うのです。それから、事務所の駅から事務所までの10分弱も使います。歩きながら語学のCDを聞くのです。これだけで、1日30分が捻出できてしまいます。語学を毎日30分継続したら結構できるようになりそうな気がします。 電車に乗る時に、何かを読みます。カフェや自習室で勉強したり本を読んだりするときも、一つの事にすべての時間を使わず、少しずつ色々な事をやるのです。 ブログも毎日書くようにしたいと思います。ただ、毎日20分とか30分とか決め流ので、毎日アップできるとは限りません。私もブログは継続したいと思っているのですが、毎日アップするのは負担がちょっと重すぎます。 一生のうちやりたい事というのは、誰でもあると思います。それを毎日ちょっとずつやって、時間で積み立てていくのです。電車に乗ったり、駅から家まで歩いたり、一回一回は10分くらいのとるに足らない時間なので、効果はほとんど感じられないかも知れません。また、そんな短い時間は何をやってもそんなに効果がでないし、逆に、捨ててもどうってことないと思いがちです。 でも、昨日から時間をアプリで計測してみて、びっくりしました。歩く時間や電車に乗ってる時間を語学や読書の時間に充てると、1時間くらいは軽く捻出で来ているんですよね。今朝もやって見たら、細かい移動や歩く時間の積み重ねプラスアルファで1時間半が勉強や本が読めていました。 もしかしたら、こうやって細切れ時間をちょっとずつ捻出して、積み上げていったら何かあこがれていたことが出来てしまうかも知れないじゃないですか。 細切れ時間に色々詰め込もうとすることの難点は、ちょっとせわしない事で、ぼーっとしたい時には向かないと思います。結局は、こう言う細かい時間を使ってでもやりたいと思うか思わないか、人による価値観の違いもあるとは思います。
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地道にコツコツやることは、簡単で、毎日数十分をその事に使うだけです。毎日英語をポータブルプレーヤーから聞けば、5年後にはきっと英語ができるようになっています。毎日1時間と言わず、たった30分使えば5年後には思わぬくらいにすごいところまで行っているのではないかと思います。毎日1時間やっていれば、1年間で365時間です。5年経てば1800時間時間です。 よく、10,000時間やると、その分野で専門家になれる、突き抜けることができるなんて言われますが、1800時間はその5分の1でもあります。世界のトップになろうなどと思わなければ、十分にすごいところまでたどり着ける分量です。一つの事をまとめて1800時間やろうとしても、とてもじゃないけどできません。すごい多大の時間の蓄積になるのです。 きっと、私も中国語を毎日30分続けていれば、ある程度は出来るようになっていたかもしれません。でも残念ながら続いてはいません。なんか途中で無理なような気がしてしまって、時間を無駄にしてしまっている様に感じてしまうんです。発音とか単語を覚えるのとか、これは無理だ。。って思って、それで途中で辞めてしまっているんですよね。 「スライトエッジ」という本のなかに、地道にちょっとずつやることは簡単なはずなのに、出来ている人は少ない。その理由は、(1)小さい事なので、効果がすぐには目に見えずらい、時間がかかる、(2)小さい事なので、やらなくても大した事ではないと感じてしまう、と書いてあります。 なるほど、確かにそうなのです。まったくその通りで、毎日のステップが小さなことなので、効果が目に見えず辞めたくなります。また、良い事とはわかっているのですが、やらなくてもすぐには目に見えるマイナスにならないので、やらなくても別にどうってことはないのです。 この30分が忙しくて作れないという人もいるのですが、そういう場合はあきらめましょう。やる気になればできることだし、やる気にならなければ出来ない事だからです。私たちの自分の人生を左右するくらいに大きい結果がでることなので、何としてでも30分くらいは作った方がいいと思うのです。 私も日々忙しいと言いながら、何となく過ごしてしまいがちなので、毎日ちょっとずつの「スライトエッジ」したいなと思います。
地味で当たり前の内容なのですが、著者ご自身の話なので面白いと感じます。 著者はフロリダのビーチで楽しくチャラチャラしたかったので、大学を辞めて、ニューメキシコ州の実家からフロリダに引っ越しました。夢の生活が待っていたかと言うと、実際の仕事はゴルフ場の芝刈りの仕事で、そこにゴルフをしにくるお金持ちをみては、自分と彼らの立場の違いにストレスを感じていたそうです。 ある日一念発起して大学に戻り、MBAをとって会社で数年働いたのち独立、太陽光発電事業で大成功するもその後に倒産、そこからやり直して今はビジネスは安定しているのだそうです。 その著者が書いた本がThe Slight Edge。少しずつ積み上げましょう、と言うような意味でしょうか。 著者の引き合いに10年くらい前にすごく売れた「となりの億万長者」の話がよくでてきます。著者がびっくりしたと言うのがお母さんの話です。シングルマザーで福祉の関係で働いていたためお給料も良くなかったのに数人兄弟を育て上げました。ある日大人になってお母さんとその「となりの億万長者」の話をしたら、私も数億円貯金があるわよと言われたそうです。 著者は自分の母親が貧乏ながらも質素に自分たちを育てくれてたと思っていたら、実際にも裕福ではなかったのでしょうが、そんなに多くの貯金を持っていた。複利の効果に改めて驚いたと書いています。実は自分のシングルマザーの母親が「となりの億万長者」でした。 お金に限らず、時間や勉強、健康や人間関係、全部少しずつの積み上げだと言っています。良い時に全部を無駄に使ってしまってはダメです。良い時でも、コツコツと積み上げましょう、と言っています。私は、贅沢をする必要は無いけど、お金は使うことも必要だと思っています。 人生はダメな時もあります。失敗してしまう時もあります。 残念ではありますが、失敗は誰にでもあります。相手にできるだけ迷惑をかけないようにして、被害を最小限に押さえましょう。 そして、また、毎日少しずつ積み上げて、いつか取り返せばいいのではないでしょうか。 著者が想定している読者がアメリカの成功していない層をターゲットにしているからでしょうか。英語がすごく平易で読みやすいです。
独立して、仕事を獲得するために色々やってきました。独立して最初にぶち当たる壁は、いかに仕事をとってくるかです。今までは、大げさに言うと、仕事は与えられるものなので、待っていれば大丈夫でした。 独立すると違います。座っていると時間はたっぷりあるのですが、お金がどんどん減っていきます。私は家にいるのが嫌だったので、独立した次の日からワンルームマンションの事務所を借りてしまいました。今考えてみると、もったいない。シェアオフィスで十分でした。 異業種交流会にいった事もありますが、これは最悪でした。参加者は生命保険とネットワークビジネスと独立したばかりの士業がほとんどです。異業種の方と話をすることにより刺激になって知り合いも出来て、タメにもなって、、なんてことは全然ありませんでした。異業種交流会でお付き合いの始まったお客様は1件だけありましたが、安ければよいの発想で仕事が増えたのに報酬を上げていただけなかったので、最後にはお付き合いが無くなってしまいました。 また、一発を狙う事もよくあります。私は会計システムの開発をしていますが、上手く行けばすごく儲かっちゃうかも。なんて思うのは、背後にある心理は宝くじに当たることを夢見てしまうのと同じかも知れません。こういうのはきっとダメなのでしょう。いつまでやっても、「もしかしたら」はきっとやってこないでしょう。 結局身を助けてきてくれたのは、英語や税務の知識などの地味な勉強でコツコツ身につけた知識でした。お客様は私どもの英語力や経験を買って口コミで紹介していただけます。ダメな場合は断られてしまいます。 宣伝も大事ではあります。このブログももちろん宣伝を兼ねています。宣伝も大事だし、人当たりがいいなどの人間関係も大事です。でも、結局は、お客様はきちんと仕事をしてくれるかを冷徹に見極めているので、そのお眼鏡にかなえば仕事を発注してくれるし、人にも紹介して頂けるのだと思います。
Rubyを20時間初めてやってみました。Rubyの場合、たった20時間やるだけでそれなりに色々な事が出来ました。 Windows10のノートパソコンに何もないところからインストールを始めて、Herokuと言うクラウドのサーバーに簡単な時間集計システムを作るところまで出来ました。実際には、ただ動くだけのシステムですから、外部に公開するとするなるとユーザーを識別するログインなどの様々な機能や、使いやすくなるようなデザインが必要です。性能を安定させるためのテストも必要ですので、きっと最低でも80時間くらいはかかるでしょう。。それでもデータベースの周りをほとんどrailsがやってくれるので確かに非常に速く、システムを作ることが出来ました。評判通り、開発にRuby on Railsを使うと、短期間でシステムをリリースしていく事が出来そうです。 (最近のDOSプロンプトはカラフルできれいです) 実際に行ったのは、次の作業です。 rubyとrailsのインストール ATOMのインストール Herokuでのアカウントを開けた Scaffoldingはとても便利 ActiveRecordやマッピング Gitを使う git add . rake db:migrate rails push heroku master ドロップダウンリストのヘルパー routing周り こうやってみると短時間で色々のことが出来ていることがわかります。railsについているコマンドがすごく便利なので、あっという間に型にはまった一通りのものは出来てしまいます。 他方で少し違和感を感じたのは、まだ、まだ経験が少ないからなのかも知れませんが、C#やJava、Swiftに比べてデータをまとめてコレクションが種類が少ないなど、言語がライト級です。あまりたくさんの種類のコレクションがありません。言語の機能も少ないように思えます。 また、型宣言どころか、例えばvarであるような変数であることの宣言さえもしません。 これが最近のスクリプト系の言語なのでしょうか。よく言うととてもカジュアルな気がします。悪く言うとこれではエラーを作りこみやすい気がするのですが、もっとやって見ないと結論をだすのには早すぎます。 やってみて思ったのは、確かに、開発が速いというのはわかりました。rubyもちろんいいのでしょうが、railsと言うフレームワークがすごいと思いました。 <編集後記> 今日は渋谷の文教堂という本屋さんとカフェが一緒になったところに行ってきました。珈琲の値段も280円と安いし、とてもよかったです。日曜日なので席の確保に苦労しましたが、午前中なんかだったらとても快適だと思いました。おかげで子供のマンガを含めて読まなそうーな本を3冊買ってしまいました。。
「キャリアとか仕事を通した自己実現なんて、そんな重要なものではない」と考えた方が気が楽です。世の中のほとんどの人は、生活のために働いています。仕事を通して自己実現をするとか言うというのは、もしそういう事が起こったら「儲けもん」くらいの感覚で考えた方が良いのでしょう。現実の世の中には、それ程、知識や技能の必要無いアルバイトやパート的な仕事についている方が沢山いて、そのこと自体を否定する理由は何もないと思うからです。 他方で、私はもう少しで50歳になります。社会に出てきて25年くらいが過ぎました。まだ30歳くらいの人には信じられないかも知れませんが、25年くらいはあっと言う間です。そんな中で、今までやって来た決断で、良かったことが3つあります。 1つ目は、高校生の時に交換留学でブラジルに行った事、2つ目は、最初に就職した会社を辞めて会計士試験を受けた事。3つ目は、会社を辞めて税理士事務所として独立したことです。 どれも、それなりに苦労が多い事でした。高校生でまったく言葉のわからない国に1年間留学したというのは、今考えてみるとよくやったなと思います。大人になった今に思うとその無謀さと言うか若さと言うか、自分の子供がもし同じことをやるって言い出したらきっと尊敬してしまいます。だってポルトガル語なんてまったく知らなかったし、英語だった中学英語に毛が生えた程度で全然できないレベルだったんですから。 それでも、何が良かったかというと、外国の文化にアレルギーがなくなりました。もっと言うと外国語は出来るようになると自分の中でわかったことでした。私の通っていた高校は埼玉県の北にある田舎の高校で、外国なんて海の向こうの遥か彼方の事でした。ちょっと何かをカタカナで言うと外国かぶれと後ろ指さされてしまうような環境でした。今思うと、古すぎて閉鎖的すぎて信じられません。 1年間留学してホームステイをしたことにより、ポルトガル語を夢の中でもしゃべっている様になりました。英語も少し出来る様になりました。世界中からの留学生が交換留学で一緒に来ていたのですが、一緒にくだらない事で盛り上がっているうちに世界がグーンと広がりました。今の事務所を国際事務所と名前を付けているのも、実際はそれほど難しい事はやっていないのですが、この時の経験が活きています。 会計士試験も税理士事務所として独立するのもそれなりに努力が必要ですし、犠牲も多いものではあります。でもやってよかったと思っています。 ここで共通するのは、この3つは全部自分で選んでやったという事です。自分で選んだという事は、少しの苦労があっても自分の事として前向きに頑張れるのです。もう一つは、自分に負荷のかかり、一定の期間の継続的な努力が必要だったと言う事です。自分で選んだことだから継続的な努力を続けることが出来たのでしょうし、その継続的な努力によって得た知識は、全てなくたとえ一部であったとしても今の仕事にも生きています。簿記とか会社法とか。 何十年単位で自分の人生を振り返ってみても、これらの事は挑戦してみて良かったなと思うのです。ですから、もしこれから自分がやりたいことが出てきて、それがリスクを伴うし大変なことだったとしてもやったと方が良いのではないかと思うのです。
文書をうまく書く必要はない、文章を上手く書く為には内容をよく考えることが必要だ、と筆者は言っています。逆に、文書を書くことはよく考えることにつながると言っています。 例えば本を読んだときに、「あー、面白かった」と思う事があると思います。これは自分の頭の中でそう思っているだけなのですから、それでいいのですが、他人に感想を聞かれたら、「面白かったよ」と答えるだけでは、何が面白かったのか、相手には全然わからないと思います。もしかしたら、自分でも何となく「あー面白かった」と思っているだけで、まだ自分の中でも何が面白かったのか、漠然としていて、自分自身が良く分かっていないのかも知れません。 そこで出来るだけ言葉にするように頑張ってみるのです。言葉にしてみようと意識的にやることで、もう一度自分の頭で考えて再構築することになるのです。何が面白かったのかが伝わるように、どういう部分が面白かったのかを具体的に書いてみるのです。その作業を通すことにより、自分の中でもう一度考えを整理することにもなるし、相手に伝わるようにもなると言っています。 そう言われてみれば、高校生や大学生の時にはちょくちょく日記をつけていましたが、あの頃は、その作業があったからかどうなのか、色々と考えていたように思います。書くのが先なのか、考えるのが先なのか、鶏と卵の関係のようにも似ていいます。それ程、考えることと書くことは実は不可分の関係にあるのかもしれません。 そう考えると、ブログを書くことは、実は情報を世の中とシェアする事にもなりますし、さらに、自分の考えを整理するためにもなるのですから、自分のためにもなると言えます。ブログを書く意味がさらに一つ増えたと思いました。
外国の法律で作った会社が日本で初年度に消費税の還付を受ける場合に注意することがあります。 通常、日本の新設会社が不動産などを買って消費税の還付を受けれるかどうかは、その会社の資本金が1000万円以上であるかどうかで異なります。 資本金が1000万円以上であれば初年度から自動的に納税義務者となるので、特に手続きは必要ありません。あとは、買った不動産が居住用でなく、事務所などの事業用に賃貸をする予定であれば普通に還付の対象となります。 他方、資本金が1000万円に満たない場合は、何もしないと既定では免税です。免税と言うのは消費税の申告をして消費税を払う必要がないという事ですが、逆をいうと還付を受けたくても申告自体を受け付けてもらえないという事でもあります。 消費税の還付を受けるためには、「課税事業者」になることをあえて選択する必要があります。そのためには届出を提出する必要があるのですが、これを「課税事業者選択届出書」と言います。これを最初の設立の年度の最終日までに提出しないと、初年度も2年目も免税事業者になってしまいます。 次に、3年目以降は2年前の売上が、1000万円を超えているかどうかで判定します。つまり3年目は初年度の、4年目は2年目の課税売上高が1000万円を超えているかで決まります。 外国会社の場合も、基本は同じです。そうすると最初の2年は資本金で判定し、3年目からは会社が課税事業者になるか免税事業者になるかは、2年前の課税売上(基準年度の課税売上)が1000万円を超えているかどうかで判定するのが原則です。 しかし、外国法人が日本で支店を設立する場合には、既に本国で設立してから何年か経過していることが多いと思います。そうすると、日本における売り上げは無かったのが普通ですので、例え資本金の大きな会社でも通常は免税事業者になります。したがって、不動産を買っても課税事業者になれないので消費税の還付を受けられないとも思われますが、実は特別な規定があり大丈夫です。 外国会社は日本支店を設立した時に課税事業者を選択すれば、その年から課税事業者になれるのです。この課税事業者の選択届は、その外国法人の本店における会計期間の末日までに出せばいいことになっています。
最近、2つ新しい言語をやりました。正確には、1つはアプリを作ってitunesでも審査を経て公開したので、「やった」といえると思いますが、もう一つはやっている途中です。一つは、Swiftという言語で、もう一つはRubyです。 SwiftはAppleが開発して最近オープンソースにもなった新しい言語です。登場が2014年ですから、まだ2年しかたっていません。でも、2016年の12月の今日現在、既にバージョンは3で、文法もどんどん新しくなってしまっています。もう、ついて行くのが大変です。文法がモダンで書きやすく、Appleのイメージ戦略に乗せられてしまっただけなのかもしれませんが、なぜかファッショナブルに感じます。型指定が厳密で、コンパイルする前から、コンパイラが型の間違いをしてきしてくれるので、実行時にエラーが出にくくなっています。ここが非常に強力で、最近のコンパイラはすごく進化しているなと感じます。 文法もC++なんかに較べるとはるかにわかりやすくて、とっつきやすいです。実際に走らせてみてエラーがでても、C++の時のようにどこが間違っているのかよくわからん、解決不能。。みたいなことがないので、比較的効率よくプログラムを完成することが出来ます。 iPhoneやiPadのアプリを作成するには、他の言語は使えなくて、Swiftを使う必要があります。 もう一つの言語は、Rubyです。RubyはScript系の言語で、一般的なイメージは、簡単に素早くWebアプリが開発できる、軽い、比較的ライト級の言語なので、複雑なプログラムを作るのには向いていない、事前にコンパイルするタイプの言語ではないので遅い、と言う感じでしょうか。 C#やJavaをやって来た人間からすると、言語仕様が斬新で、びっくりすることも多いと思います。””.empty?なんてカッコがなくてクエスチョンマークを直接つけてしまう書き方にはびっくりしてしまいました。 変数の宣言の仕方についても、大文字で始まると定数、小文字はローカル変数と決まっていて、varとかStringとか事前に宣言しないのも不思議な感じがしました。 RubyはRailsというフレームワークが便利で、これのおかけで開発が速くできるようになっています。プログラムの8割はデータベースとのやり取りをする処理の記述だと言われたことがありますが、RailsのActiveRecordと言うデータベースとプログラムを結び付ける仕組み(ORマッピングの仕様)は非常が良くできていると思います。モデル名を決めたコマンドを1行走らせるだけで、ORマッピングの設定ファイルを自動的に作ってくれるのでとても便利です。その他、コントローラーをコマンドライン1行で作るとViewも作ってくれたり、モデルに併せてデータベースを作ってくれたり良くできていると思います(おこがましい)。 なんにせよ、新しいプログラム言語を学ぶのは面白いです。新しいプログラミング言語が出てくるのには理由があるので、それを学ぶという事は新しい分野についての知識も同時についてきます。 例えば、iPhoneやiPadが登場したから、Swiftと言う言語が必要になったと言えます。正確にはObject-Cと言うそれ専用の言語があったのですが、これはメモリー管理の方法など癖がありすぎて、ちょっとiPhoneのアプリを作るプログラマーの参入障壁となってしまっていました。Appleとしては、優れたアプリを開発してくれる人が多い方がiPhoneやiPadが売れるので、アプリ開発は容易な方が良いのですが、Object-Cのメモリー管理や文法の仕組みが時代遅れとなってしまったので、Swiftを新たに出してきたわけです。 Rubyがこれだけ普及しているのも、PHPなどと同じで、Javaでは向いてないことがあるからです。Javaは堅牢でしっかりしているのですが、Webアプリをちょっと作って素早くリリースするようなニーズには、造りがしっかりしている分、開発のスピードが遅くなってしまうので向いていないのだと思います。 プログラミング言語は沢山ありますが、それぞれ動く場所が違います。SwiftがiPhoneを動かすのに必要なように、JavaScriptはブラウザーの上でのみ動きます。 新しい言語を勉強するという事は、今までと違った分野についての知識や肌感覚が身につくと思います。
簡易な英語で書いてあるので読みやすかったです。英語のネイティブでない人間が英語の読書の練習をするのにもいいと思います。私は10日以上はかかりましたが、最後まで読み終わることが出来ました。 パキスタンの山奥の小さな町に住んでいた少女が、女性の教育について発言していくうちに、国内で有名になってしまい、女性に対する教育や社会進出に否定的なタリバンに頭を撃たれてしまうという話です。 タリバンと言うものの存在は新聞の短い文章で知っていましたが、実際にどういう存在なのかは知りませんでした。タリバンが悪いとかイスラム原理主義が悪いとか言う判断の話はここではしませんが、人間の偏狭なところとか、昔の村の閉ざされた感じとか、日本の田舎の高校を卒業した人間としてなんとなくわかるような気がしました。 この方はその後無事に回復し、女性の教育についての啓もう活動などを評価されてノーベル平和賞を取りました。この方の言っている教育の重要性についても、わかるような気がしました。人間は教育によって偏狭なものの見方を脱して視野が開けると言っています。私も何となくわかるような気がします。子供を持つ親として、教育に関しては、つい偏差値とか学校の難易度とかの方に関心が行ってしまいそうになるのですが、そもそもの教育を受けさせることができることのありがたさについて感謝したいなと思ったりしました。 英語の本は毎日少しずつでも読むのが大事なように思います。急に読むと頭がボーっとして眠くなるので、ちょっとでもちょうどいいのです。それと英語の本をちょっとずつでも読むと、単語力が少しずつ付いていくのはもちろん、英語の語順でそのまま理解する訓練にもなるので、英語の学習を兼ねた趣味にもなりうる(?)ので、2000円でものすごく長い時間楽しめます。