成長している会社は事業計画を作っている 私のお客様を見ても、きちんと予算というか事業計画を数字で作っているところは大きくなっているように思います。逆を言うと、成長しているところは、ある程度今年の予算や数年後の目標を数字で作っているところばかりです。自然に放置して、気がついていたら大きくなっていたと言うのは、雑誌などではありますが、あれはそう言っているだけだと思います。 事業が成長するには、やっぱり経営計画が必要なのです。経営学の教科書を見るとSWOT分析とか、ニッチ戦略とか、事業の大枠の考え方については色々書いてありますが、毎日のオペレーションでは、事業計画を立てることと、それをいかに実行していくかと言うことが、教科書的で、やっぱり一番大事な基本なのではないかと思いました。 自分の事業を成長させたいと思うなら、やはりこれは真似をして見なくてはいけないと思います。 自分の仕事を事業としてちゃんと経営してみたいと思い、PDCAをやって見ようと思っています。毎日の仕事や生活に少しずつ取り入れて運用してみようと思っているのですが、なかなか大変です。慣れてしまえばそうでもないのかもしれませんが、そうなるまでがなかなか大変そうではあります。 事業計画を実現するためのPDCA PDCAの私なりの解釈は一言で言うと、目標を数字で決めて、関係ありそうなことをやって見て、やったこととその結果を数えてみること、ちゃんと記録していくことです。それだけです。本当はもっとあると思いますが、とりあえずはこれだけあれば始められます。やりながら、だんだん細かく決めていけばいいのではないかと思いました。 数字で測れるゴールを決めて、それから、実行したかどうかを数字で測れる計画を立てて(PLAN)、それを1週間に一度など定期的に実行結果とゴールの実現度合いをモニター(DOとSEE)するのです。 ゴールは、出来るだけ小さく分解するとよいと書いてあります。 例えば、売り上げを1千万円増やすことを目標にするとします。売上を上げるには、商品の力と営業の力が必要です。 商品の力は商品やサービスの品質や差別化などを指しますので、一朝一夕にはできません。商品の力を上げるには毎日少しずつ勉強するなどのコツコツした深掘りが必要なので、2-3年くらいの長い時間がかかるかもしれません。 一方、営業力についてですが、たとえ良い製品であったとしても世の中に知ってもらわないと売れません。ですので世の中に自分の商品やサービスを知ってもらう事は必要です。自分の商品が詐欺でもない限り、自分の事を必要としている人は世の中のどこかに必ずいます。その人に自分の事を知ってもらう必要があるのです。 営業力といっても、漠然としています。何を使ってお客様を獲得するかですが、例えばここでは月に3件の新規のお客様を獲得したいと考えたとします。 その時に、方法としてはブログなどのネットによる方法、交流会や商工会議所などで知り合いになって獲得する方法、銀行などに紹介してもらう方法など、色々な方法が考えられます。 PDCAは毎日数字で記録して見直すことが肝 それぞれ、毎日何をやったかを記録して、その結果も記録しておくのです。ただ、それだけ。記録をつけると色々な事が見えてくるのだそうです。漫然とブログを書いても、もしかしたらアクセスは伸びるかも知れませんが、本来の目的であるところの、商品としての自分に興味をもってくれる層に知ってもらえることは少ないかも知れません。 それよりは、仕事につながる専門的な記事を書いたほうが、アクセスの数だけ見れば減っても、仕事の関係は増えるかも知れません。 やはり、(例えば、ブログの投稿数)行動になる数字も記録した方が良いですが、目的になる数字(中間目標としては問い合わせの数、最終目標の新規獲得の数)も記録した方が良いのでしょう。その方が、目的があいまいにならないのでぶれないのですし、時間が無駄にならないです。もちろん趣味も兼ねたブログなら、それはそれでもいいのですが、そもそもの目的が自分を知ってもらうという意味でのマーケティングだったら、やることが趣味にぶれてしまうと、努力がばらけてもったいないような気がします。 で、こう言うPDCAをやるのにも、やはりまずは予算というか、事業計画がありきなのです。
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Exit Tax came to place Exit Tax is an important topic for foreigners living in Japan, especially for those who have their saving in stocks. This tax is newly introduced from 2016 to punish wealthy Japanese nationals moving overseas. According to the newly introduced taxation, if you have stocks with unrealized gain, no matter which … Read More “Exit Tax” »
12月決算が圧倒的に多い私たちの事務所では、1月と2月が最繁期です。今年もなんとかほぼ乗り切った感じではありますが、何せ12月の法人決算だけでも40件くらいあります。お客様の都合やこちらの原因もあったりして、最終日の本日28日になってもまだ2−3社残っているところです。お恥ずかしい限りではありますが、お客様がまだ時間があると思ってしまったり、私たち事務所の中のスタッフもギリギリまで時間があると思ってしまっていたりで、最終日にも決算が残ってしまう状況をなかなか脱せない状況です。 締め切りの連絡を事前にもっときちんとしておくなどして、状況を改善する必要があるところです。まあ、それでもスタッフの皆さんもとてもよく自分の仕事を管理してくれましたし、お客様も皆様きちんとされているので、無事に終了しそうな状況です。 でも、もう少し何とかしたい状況ではあります。 昨日から「The Hows of Happiness」という本を読み始めたところです。私は読むのが速くないので、まだまだ全然進んでないのですが、幸せになる方法を「サイエンス」の見地から説明しようというものです。マユツバ的ではありますが、最近読んでとても良かった「Slight Edge」という本の中で紹介されていた本ですので、読んでみようと思いました。もう少し読んで、エッセンスがわかったらこのブログにも書いてみたいと思います。
お客様に聞かれている事例ですが、今までは、中古車のトレーディングをしていた会社ですが、しばらく活動を休止していて繰越欠損金が相当溜まってしまいました。 この会社を使って民泊事業を始める事にしたのですが、新たに出資を募り、元の株主と新たに参加する出資者2人の合計3人で3等分ずつ持つような会社にしました。(事実と異なるように少しアレンジしていますが大枠は変えていません。) この会社は繰越欠損金を使えるでしょうか? http://tadashiisetsuzei.com/article/300992557.html ここに色々書いてありますが、ざっくりとまとめると繰越欠損金の使用制限がかかるのは、(A)特定支配関係が始まって以降に、(B)特定事由に該当する事実が発生した場合です。 そして特定支配関係(A)とは「一つの法人もしくは一人の個人が、繰越欠損金を持っている会社の50%超」を取得した場合です。これを書いている時点では、法人税法施行令113条の2に規定されています。 特定事由(B)とは主に、以下の通りです。他にもいくつかありますが、これがメインです。 (1)休眠会社が復活して事業を始めた場合、 (2)他の事業をしていた会社がその事業を廃止して、もしくは廃止することが予想されていて、かつ、新たに別の事業を始めて、今までの事業規模の大体5倍超の借入金または出資を行うことです。 今回の質問の回答は、持ち分が3分の1ずつですから(A)の特定支配関係が発生しないので、持っていた繰越欠損金は使えるという結果で良さそうです。以前に誰か専門家の意見を聴いていたからこういう形式になったのか、それともたまたまだったのかはわかりませんが、よく出来ています。つまり、欠損金を抱えた休眠会社を持っていたのですが、自分だけではなく、誰か他のメンバーを2人連れてきて新しい商売を始めています。他のメンバーにとっては、事業の3分の1を取得するという、新たに事業を始めるに近い大きな出来事だったのですが、休眠会社の過去の欠損金を結果的に利用することが出来ています。 半分以上を取得していないので、コントロールを獲得していませんから、ギリギリ制度の意図する射程範囲には入らないようになっていると言えるのではないかと思います。なるほど、繰越欠損金の活かし方も掘り下げると深いものがありますね。。
あくまで私どもの事務所の場合ですが、ブログは新規のお客様の獲得のためにはほとんどなっていません。 やり方が悪いのでしょう、きっと。最近、新規のお客様獲得の経路を記録するようにしたのですが、以下の通りです。2-3か月でざっと20件くらいの問い合わせがあり、その3分の2くらいと仕事が始まりました。 その記録が以下の通りなのですが、17件が既存のお客様の紹介、2件が半年前に呼ばれてやった英語の税務説明会の時のお客様、1件がおそらくホームページ経由のお客様、もう一件は不明です。 みてのとおり、ブログは表向きは全く新規の顧客獲得に貢献していません。 最近はブログを一生懸命書いていました。この3年で書いたり書かなかったりで100記事、ここ最近3ヶ月ははほぼ毎日書き、約100記事書きました。が、そんなにアクセスは増えません。書く内容やダメだったり、書き方が悪いのかもしれませんが、1記事書くのに約60分かかるとしても、とてもじゃないけど、投下した時間に見合った結果が出ていません。200時間を使ったとして、その時間を他の事に使えば色々なことができますし、他の営業方法をしてももう少し何かができているように思います。 ブログの効果が出てくるのには時間がかかると言います。ですので、まだ結論を出すのは早いのかもしれません。ですが、数字だけを眺めた表面から結論を出すなら、マーケティングの為だけで考えると(私の場合は)ブログは効果が出ていません。もしくはやり方を変える必要があります。 では、どうするか この数字から単純に引き出せる結論は、紹介が最も「効率がいい」というものです。ですので、紹介に重点をおくのが正しい。他のことはあまりやらなくてもいい。でも考え方は色々あります。 効率がいいのは何もしなくても良いからで、待ちの姿勢になってしまっている可能性があります。むしろ何もしなくていいことの正当化になってしまいかねません。営業をやるのは面倒臭いですから。 紹介自体は自分でコントロールできません。あくまで相手任せです。つまり自分でこれをやろうと決めて、コツコツとこなしていくということが出来ないのです。つまり、自分でやるべき課題を設定出来ません。 何を実行のものさしにするか?難しいですよね。
Pythonを使って毎日少しずつ開発を続けています。 実際にはDjangoというWebサービス用のフレームワークを使っているのですが、これが優れものです。エラーをそれなりに原因が表示されるので、表示されたエラーをGoogleで調べるとそれなりに解決方法に行きつくことが出来ます。 本当に毎日少しずつしかやっていないのですが、それでも、少しずつ出来るようになっていくところが面白いです。プログラミング言語は「手になじむ」という言葉があるように道具なので、使わないとダメなのです。 プログラミングは勉強して資格をとっても、あまり役に立たないというか、時間の効率が悪いというか、眠くなってしまうというか、イマイチ前進している感があまりありません。 それよりは、実際に使うものを作るのが一番早道です。実際に使うものは、どれだけ簡単なもので、シンプルな機能のものにしようと思っていても、いざ作ってこ公開することを前提とすると、結構な数の機能が必要になります。実際に他人に公開しようとすると、内輪で使っている時はまあいいかと思っている少し不便な部分やバグもきちんと作らなくてはならなくなります。 そう、実際に作るだけで相当勉強になるのです。 今日は、初めて有料のIDEであるpycharmをダウンロードしました。プログラミングに限りませんが、あることを続けていると段々その周りにあるものもわかってきます。最初はAtomというエディターでやっていたのですが、インテリセンスの機能が弱いので、やはり効率が良くないです。pycharmを使ってみるのが楽しみです。新しいツールはいつも少しワクワクします。
手帳っていいです。自分の行きたいと思っている方向と、毎日の行動をすりあわせることが出来るからいいです。 手帳がなくても、Googleカレンダーがあれば予定の管理は十分できます。でも、手帳の役目は予定の管理だけではなくて、自分が何をしたいのか、3年後にはどうなっていたいのか、10年後にはどうなっていたいのかを、毎日見つめなおして、その日の行動を微妙に無意識に軌道修正できるのが良いのです。 それで、緊急ではないけどやりたい事で重要な事をチェックリストにして、少しずつでも毎日消していったりできます。 普段、何気なく過ごしていると、忙しさにかまけているうちに、なんの計画性もなくただ出来事に反応しているうちにすぎてしまいます。 一日一日は何も考えなくても、それなりに普通に過ごすことが出来ます。でもそうすると、3年ぐらいはあっという間に過ぎてしまうのです。で、後から振り返って、この3年間は何をしたんだろうと言う事になってしますのです。 私も今までの社会人になってからの25年で、手帳を使っている時期と使っていない時期がありました。手帳を使っていなくても別に全然平気なのですが、やっぱり手帳を使っていた時の方が、毎日を有意義に使っていれたような気がします。 もう一ついいなと思うのは、人生の目的ほどの事ではないけど、いくつかの大きな課題を忘れないように書いておけることです。例えば、仕事のこと、家族や人間関係の事、プライベートや趣味のこと、それぞれを書いておけるので、いつでも思い返すことが出来ます。 毎日忙しくやっていると、一つの事に押し流されてしまい、他のことが見えなくなってしまいがちです。手帳を見直すと、そういう事を一日のなかで思い出すことが出来ます。 そう考えると、長い時間軸で考えると、手帳は究極の時間管理術なのかも知れません。
Loss that a company with “Blue Tax Form” status can be carried over 9 years (it will be 10 years from a fiscal year that starts after April 1, 2018). The loss can be used only when all the tax returns have been submitted since then. Loss that was incurred for fiscal year when a … Read More “Restriction in using carried loss from past -2” »
PDCAと言うものについて、今更ながら本を読んでいます。 PDCAは努力を結果に変えるフレームワークとのことです。目的を決めて、やることを決める。この時に、目標の設定の仕方がとても重要なのだそうです。期間が1週間のように短くてもだめ、長くて1年でもだめ。大体1から3か月くらいが良いのだそうです。 失敗する原因は大きく分けて2つあるそうで、慎重になりすぎる場合と、雑すぎる場合なんだそうです。慎重すぎる場合、計画自体がなかなか立てられないので、そもそも始まりません。もしくは、計画を立てるのが遅すぎるので、実行とチェックという次の段階に行きずらい。 逆に、雑すぎると、実行とチェックの段階で、定量的に検証できるものがないので、特に物事が上手く行かないときにその原因を解明しずらいのだそうです。 私の場合は、計画が雑すぎるので、少し細かく粒度を下げないと、検証ができないという事になりそうです。 計画は壮大すぎると、期日が遠くなってしまうので、毎日のやるべきことがあいまいになってしまいます。逆にゴールが小さくて、期日が近すぎてもよくわからない。 考え方はわかるような気がするのですが、実際にPDCAを回すのは結構大変ではありそうです。大変ではありそうですが、営業活動でも、自分の英語の勉強でも、何にでも使えるようですので、すこしやって見たいと思います。
計画は 3年後とか5 年後を見て作らないと意味がありません。なぜそうなのかと言うと、 3年や5 年と言うのは大きな時間の塊です。 3年あれば相当に大きなことが出来ます。毎日 1時間をその計画のために使っても、 1000時間もあります。毎日2時間なら 2000時間です。2000 時間と言えば、通常の勤労者が 1年間に使う時間がそれくらいではないでしょうか。 この時間を有効に自分の目的に従って使うことが出来れば、やれる事はほぼ無限にあります。逆に 1日2 時間をテレビやネットなどで無駄に使ってしまうのもあっという間です。無意識であっという間に使ってしまうことが出来ます。 計画を立てるというのは、こういう 3年間と言う長い時間が有限であることを意識することでもあると思うのです。この 3年間で実現したい事をいくつかリストにして、スケジュール帳の 3か月ごとくらいの大きな区切りに入れていきます。 例えば私の仕事で言うと、 (宣伝・営業関係では) ブログの記事をあと 100記事(特に税務会計や企業再編、相続関係の記事を多く書いて、税金関係の検索に引っかかるようにする)、 ホームページをもう少しきれいにする、 リアルの会合などにもう少し出て顔を覚えてもらう(アメリカなどの商工会議所?)、 自社のクラウドの宣伝をもう少しすること、 その結果、 知名度があがって、問い合わせが増えるようにしたい、 (商品関係では) 税金の本を6冊くらい読む、 問題集を解く、 民法や商法を勉強する、 ぐらいが具体的にできることでしょうか。 (また、社内の皆様に十分な生活の糧と私生活に時間的な余裕を持ってもらうためにも) 毎月の退職金の積み立てを若干増やす また、スタッフのレベルの底上げのために、社内の勉強会を12回行う、 これくらいが3か月でやれる事でしょうか。 3か月でこれくらいできるのですから、ちゃんと継続すれば3年はとても多くの事が出来るように思えてきました。