最近出来るだけ読書をするようにしています。仕事が許せば、7時を過ぎたら事務所をでて、近くのエクセシオールカフェに行って1時間本を読みます。まだ東京はコロナの緊急事態宣言下なのでお店は8時までです。
読む内容は日本語では主に、小説、歴史など、英語ではサイエンスとか歴史とか。以前は、ビジネス系の本を多く読んでいたのですが、ちょっと思考がロボットのように仕事に偏ってしまい、人生の価値がわからなくなってしまうように感じたので、意識してそうでないものを読むようにしています。最近でた、芥川賞作家の宇佐美リンさんの「推し、燃ゆ」も買ってみたのですが、これは最初の4ページを読んで、その世界観がよく理解できず積読に移行しました。娘に言ったら、わからないのもわかると言われました。
昨日読み終わったのは「エンド・オブ・ライフ」。最近まで本屋で結構平積みで置いてて、話題になった本だと思います。癌になって、あと数週間で死ぬとわかった人達の、その残りの生き方を、直接のインタビューや会話を通した経験をもとに書いています。
癌で、とは限らないけど、誰もが必ず死ぬわけで、突発的な場合を除いて、結構な場合、自分はあとどれくらいで死ぬと薄々はわかるわけです。その後の残りの時間の使い方でその人の人生の価値感が出るなと思いました。自分がその状態になったらどうするか、自分の家族が自分より先にそうなってしまったらどうするか。この本を読んだからと言って、その時の行動がどう影響されるのかは不明ですが、読んでてよかったなとは思いました。