昨日、とある大きな会計事務所の創業者先生のセミナーを聴いてきました。
皆さん、儲かっている会社と儲かっていない会社の違いは何ですか?ときかれました。
その先生の答えは「差別化」でした。そう、差別化が出来ていない会社は儲かっていない。確かに営業力で儲かっている会社もあるのですが、どっちがより本質的かと考えると、商品とかサービスとかその会社がお客様に提供するものがお客様に価値を提供するわけで、営業力はお客様に自分たちのサービスを知ってもらう手段なわけなのです。
その事務所では、月次の試算表とその分析を商品にしています。そのために、会計ソフトから出てくる試算表をそのまま使わず、独自のフォーマットに必ず加工してお渡ししているそうです。やっぱり儲かっている会社(この場合は会計事務所)は色々工夫していて独自性がある!
私たちも、一般的な意味での良い会計事務所であると同時に、工夫して自分たちにしか出せないような独自の強みを備えていきたいと思いました。
改めて何が自分たちの事務所の良いところかと言うと、税法や会計は前提として、
外国語が出来る、ネイティブスピーカーが複数人いる(資格保持者もいる)、
(現金主義ではない)発生主義の正しい月次決算を毎月タイムリーに提供する、整理整頓された帳簿を作成する、
ぐらいなところでしょうか。。まだまだ工夫の余地がありますね。