確定申告終了しました。忙しくはありましたが、なんとか無事に乗り切ることが出来ました。 確定申告が終わったと思ったら、早速次の日から税務調査です(泣)。 税務署にもよるのでしょうが、東京都港区などは法人の数が多いので、個人の確定申告は比較的重要性が低いのだそうです。従いまして、麻布税務署も当然のように2月から3月に税務調査の予定を入れてきます。芝税務署も同じです。 何と言う事でしょう。。 税務調査を受ける時のポイント 税務調査を受ける時のポイントですが、普通はお互いに紳士的に対応します。昔からそうですが、税務署の調査官の方は、他の役所に較べても紳士的な方が多いように思います。会計や税務の立場から、ここは確認しなくちゃダメでしょう、という常識的なところを確認してきます。逆にこちらも変に強く出たり、変な態度をとってもあまり意味が無いように思います。 そうは言っても気を付けなくてはいけないのは、やはり何でもかんでも言うなりになってしまってはいけないという事です。ノルマのようなものは「無い」と表面的には言っていますが、何か申告漏れを見つけて、税金を徴収した方が調査に来る方の評価が良いのは確かなようです。ちゃんとやるべき仕事はちゃんとやろうと言う強い意識を感じます。 大概の場合は、無茶な事は言われないのですが、それでも税金に対する知識がなさすぎると、無意識ではあるのかも知れませんが、言葉は悪いのですがちょっと?な事をやられてしまいます。いわゆる常識的なラインを踏み越えて、ちょっとそれは無理筋なのでないかというような事を指摘事項にさせられてハンコを押させられてしまうこともあるようです(特に個人)。 税務は負担の公平が大事なので、厳しいのは仕方のない事でもありますが、だからといって、言いなりになってしまってもダメなのです。 その辺のバランス感覚は必要だと思います。 嘘はだめ。それとなめてかかると痛い目にあいます。 それと嘘はダメです。絶対わからないだろうと思いこむのも危険です。税務署の情報収集能力はびっくりするものがあります。別に嘘をついていたわけではないのですが、以前、お客さんのオランダの関係会社に日本の国税庁のオランダ駐在の方が現地まで裏とり行ったことがあって、びっくりしたことがありました。そこまでやるんですよ。 また税務署は、取引先に聞き込みに行くことがあります。これは、取引先もびっくりしてしまい今までの信用が台無しになってしまいます。やはり変に隠すのは割に合わないように思います。 元帳の記載はちゃんと見ておいた方がいい 税務調査は会計帳簿を基本にします。よくあるのが、総勘定元帳に処理に迷ったときのメモのようなものが残っていたりすることです。こういう記録は重要視されるので、調査の前は不必要に誤解を招くような記載がないかどうか、チェックするのは重要です。 たったそれだけでも随分違います。 手続き 財務諸表監査に監査手続き書があるように、税務調査でも昔に比べてマニュアル化が進んでいるように思います。税務署にマニュアルがあるかどうかは、直接には確認できませんが、5年前に比べても格段にきっちりしているように感じます。 主に見る項目は: (1)期末の翌月の売上を確認する。商品販売なら実際に受渡しがあった日を、宅急便などの伝票を見て確認する。サービス業なら、その売上の元となるサービスの提供がいつ終わったかを確認する。 (2)消費税の区分が正しいかを確認する。例えば社宅の賃貸借契約なのに課税仕入にしているのは間違い。 (3)従業員に外国人がいる場合は、その人が居住者かワーキングホリデー・ビザなどの短期のビザで来ている非居住者かを確認する。海外に支払っている場合には、源泉が必要か、租税条約の届出書を出しているかを確認する。 (4)給与台帳をみて、架空の従業員がいないかを確認する。雇用契約書や振り込みの記録を確認する。 (5)経費をみて、内容が個人的な費用(例えば個人の習い事など)かどうかを確認する。 他にも色々あって会社のやっている事業内容によっても大きく異なります。でも、これらの事は最低限くらいに思っておきましょう。 結論 節税は大事で必要だと思うのですが、嘘や隠すのはダメです。せめて、解釈が分かれるくらいのところにしておきましょう。
Year: 2017
山梨の三つ峠に行ってきました。  東京都内の家を7時くらいに出て、2時間で大月に着き、そこから富士急に乗り換えて30分で三つ峠駅に着きました。 行ったのは3月12日だったのですが、まだ氷が残っています。さすがにアイゼンは必要なかったですが、あと1週間早かったら必要だったくらいに雪が残っていました。 滝も凍っています。初めて見ました。。  駅を降りたら約1時間舗装した道を歩くと本格的な登山道に入ります。そこから約2時間半森の中を急登すると頂上でした。全部で約3時間半の行程を登りきると、南アルプスまで見れる素晴らしい眺望。  頂上では富士山の側は残念ながら曇ってしまい、富士山を見れませんでしたが、途中では見れました。  きっと晴れてて頂上から見れたら素晴らしかったのでしょう。 大月までが都内から1,320円、大月から三つ峠までの富士急の区間が結構高くて710円、締めて片道2,030でした。 買ったばかりのSALEWAの靴の慣らし運転でもありましたが、履き心地も快適で大満足でした。 
確定申告まっさかりの時期です。 多くの会計事務所はとても忙しい時期ではないかと思います。忙しいのはわかっているのですが、それでも以前知り合いの税理士の話を聞いた時に、驚いたことがあります。そこの事務所では、年明けから3月15日までほとんど土日もなく12時前まで働いているというのです。確定申告期間中は残業食は有名店の焼肉でもなんでも好きなものをとって食べるのだそうです。とにかく大盤振る舞いをしてでもなんでもその時期を乗り越えると言うイメージでしょうか。 他方、ほとんど今の時期でもあまり忙しくない事務所と言うのもあるようです。個人の確定申告はほとんどやらないという事なのでしょう。個人の確定申告は法人の決算と比べても一時期に集中しているし、使う知識も広いので、リスクがあり大変です。 実は同じ会計事務所という名前で商売をやっていても、開けてみるとやっていることは結構それぞれ違っていたりします。提供しているサービスの内容によって単価や繁忙期が違うので、確定申告の時の忙しさもだいぶ違っていたりするのです。 ビジネスモデルは同じ会計事務所といっても、事務所によって全然違います。就職先を探している場合には、自分が何をやりたいか、何を経験したいかが大事なので、その事務所が何をやっているかをよく見た方がいいと思います。主に見るべき点は、その事務所の専門性は何なのか、一体何で稼いでいる事務所なのかです。まあ、これは事務所だけではなくて、普通にどんな会社でも言えると思います。 人海戦術で稼いでいる会社はヤメた方がいいと思います。身につくものがあまりなさそうですから。就職先で身につける経験や専門性は大事です。そこで覚えたことが今後のあなたの飯の種のバックボーンとして一生ついて回る可能性があるからです。なので、就職先がどのようなことで稼いでいる事務所なのかを見ておくことは大事なのです。時間が短くて定時に帰れそうだからというのも、試験みたいに他にやることがあればいいと思いますが、そうでない場合は、自分の一生の進路に響いてしまうかもしれません。 給料が良いと言うのはいうのは、良いサインだと思います。高い給料が出せるということは、その事務所のやっていることの付加価値が高いからという理由がバックにあるからかも知れません。 会社の成績はその会社がどんな商品をやっているかで半分くらいが決まる、というのが私の感覚です。後の半分がマネージメントや販売のやり方など戦術の部分です。いい加減でない、しっかりやっているというのも大事なのですが、やっぱり何を提供できているかがすごく大事です。 まさに私の自分のことでもあるのですが、どんなスキルを身につけて、どんな商品(サービス)を売るかをよく考えることは大事だと思います。ただ結果をまとめただけの税務申告書だけを作る仕事にはしないようにしなくてはと思います。
成長している会社は事業計画を作っている 私のお客様を見ても、きちんと予算というか事業計画を数字で作っているところは大きくなっているように思います。逆を言うと、成長しているところは、ある程度今年の予算や数年後の目標を数字で作っているところばかりです。自然に放置して、気がついていたら大きくなっていたと言うのは、雑誌などではありますが、あれはそう言っているだけだと思います。 事業が成長するには、やっぱり経営計画が必要なのです。経営学の教科書を見るとSWOT分析とか、ニッチ戦略とか、事業の大枠の考え方については色々書いてありますが、毎日のオペレーションでは、事業計画を立てることと、それをいかに実行していくかと言うことが、教科書的で、やっぱり一番大事な基本なのではないかと思いました。 自分の事業を成長させたいと思うなら、やはりこれは真似をして見なくてはいけないと思います。 自分の仕事を事業としてちゃんと経営してみたいと思い、PDCAをやって見ようと思っています。毎日の仕事や生活に少しずつ取り入れて運用してみようと思っているのですが、なかなか大変です。慣れてしまえばそうでもないのかもしれませんが、そうなるまでがなかなか大変そうではあります。 事業計画を実現するためのPDCA PDCAの私なりの解釈は一言で言うと、目標を数字で決めて、関係ありそうなことをやって見て、やったこととその結果を数えてみること、ちゃんと記録していくことです。それだけです。本当はもっとあると思いますが、とりあえずはこれだけあれば始められます。やりながら、だんだん細かく決めていけばいいのではないかと思いました。 数字で測れるゴールを決めて、それから、実行したかどうかを数字で測れる計画を立てて(PLAN)、それを1週間に一度など定期的に実行結果とゴールの実現度合いをモニター(DOとSEE)するのです。 ゴールは、出来るだけ小さく分解するとよいと書いてあります。 例えば、売り上げを1千万円増やすことを目標にするとします。売上を上げるには、商品の力と営業の力が必要です。 商品の力は商品やサービスの品質や差別化などを指しますので、一朝一夕にはできません。商品の力を上げるには毎日少しずつ勉強するなどのコツコツした深掘りが必要なので、2-3年くらいの長い時間がかかるかもしれません。 一方、営業力についてですが、たとえ良い製品であったとしても世の中に知ってもらわないと売れません。ですので世の中に自分の商品やサービスを知ってもらう事は必要です。自分の商品が詐欺でもない限り、自分の事を必要としている人は世の中のどこかに必ずいます。その人に自分の事を知ってもらう必要があるのです。 営業力といっても、漠然としています。何を使ってお客様を獲得するかですが、例えばここでは月に3件の新規のお客様を獲得したいと考えたとします。 その時に、方法としてはブログなどのネットによる方法、交流会や商工会議所などで知り合いになって獲得する方法、銀行などに紹介してもらう方法など、色々な方法が考えられます。 PDCAは毎日数字で記録して見直すことが肝 それぞれ、毎日何をやったかを記録して、その結果も記録しておくのです。ただ、それだけ。記録をつけると色々な事が見えてくるのだそうです。漫然とブログを書いても、もしかしたらアクセスは伸びるかも知れませんが、本来の目的であるところの、商品としての自分に興味をもってくれる層に知ってもらえることは少ないかも知れません。 それよりは、仕事につながる専門的な記事を書いたほうが、アクセスの数だけ見れば減っても、仕事の関係は増えるかも知れません。 やはり、(例えば、ブログの投稿数)行動になる数字も記録した方が良いですが、目的になる数字(中間目標としては問い合わせの数、最終目標の新規獲得の数)も記録した方が良いのでしょう。その方が、目的があいまいにならないのでぶれないのですし、時間が無駄にならないです。もちろん趣味も兼ねたブログなら、それはそれでもいいのですが、そもそもの目的が自分を知ってもらうという意味でのマーケティングだったら、やることが趣味にぶれてしまうと、努力がばらけてもったいないような気がします。 で、こう言うPDCAをやるのにも、やはりまずは予算というか、事業計画がありきなのです。
Exit Tax came to place Exit Tax is an important topic for foreigners living in Japan, especially for those who have their saving in stocks. This tax is newly introduced from 2016 to punish wealthy Japanese nationals moving overseas. According to the newly introduced taxation, if you have stocks with unrealized gain, no matter which … Read More “Exit Tax” »
12月決算が圧倒的に多い私たちの事務所では、1月と2月が最繁期です。今年もなんとかほぼ乗り切った感じではありますが、何せ12月の法人決算だけでも40件くらいあります。お客様の都合やこちらの原因もあったりして、最終日の本日28日になってもまだ2−3社残っているところです。お恥ずかしい限りではありますが、お客様がまだ時間があると思ってしまったり、私たち事務所の中のスタッフもギリギリまで時間があると思ってしまっていたりで、最終日にも決算が残ってしまう状況をなかなか脱せない状況です。 締め切りの連絡を事前にもっときちんとしておくなどして、状況を改善する必要があるところです。まあ、それでもスタッフの皆さんもとてもよく自分の仕事を管理してくれましたし、お客様も皆様きちんとされているので、無事に終了しそうな状況です。 でも、もう少し何とかしたい状況ではあります。 昨日から「The Hows of Happiness」という本を読み始めたところです。私は読むのが速くないので、まだまだ全然進んでないのですが、幸せになる方法を「サイエンス」の見地から説明しようというものです。マユツバ的ではありますが、最近読んでとても良かった「Slight Edge」という本の中で紹介されていた本ですので、読んでみようと思いました。もう少し読んで、エッセンスがわかったらこのブログにも書いてみたいと思います。
お客様に聞かれている事例ですが、今までは、中古車のトレーディングをしていた会社ですが、しばらく活動を休止していて繰越欠損金が相当溜まってしまいました。 この会社を使って民泊事業を始める事にしたのですが、新たに出資を募り、元の株主と新たに参加する出資者2人の合計3人で3等分ずつ持つような会社にしました。(事実と異なるように少しアレンジしていますが大枠は変えていません。) この会社は繰越欠損金を使えるでしょうか? http://tadashiisetsuzei.com/article/300992557.html ここに色々書いてありますが、ざっくりとまとめると繰越欠損金の使用制限がかかるのは、(A)特定支配関係が始まって以降に、(B)特定事由に該当する事実が発生した場合です。 そして特定支配関係(A)とは「一つの法人もしくは一人の個人が、繰越欠損金を持っている会社の50%超」を取得した場合です。これを書いている時点では、法人税法施行令113条の2に規定されています。 特定事由(B)とは主に、以下の通りです。他にもいくつかありますが、これがメインです。 (1)休眠会社が復活して事業を始めた場合、 (2)他の事業をしていた会社がその事業を廃止して、もしくは廃止することが予想されていて、かつ、新たに別の事業を始めて、今までの事業規模の大体5倍超の借入金または出資を行うことです。 今回の質問の回答は、持ち分が3分の1ずつですから(A)の特定支配関係が発生しないので、持っていた繰越欠損金は使えるという結果で良さそうです。以前に誰か専門家の意見を聴いていたからこういう形式になったのか、それともたまたまだったのかはわかりませんが、よく出来ています。つまり、欠損金を抱えた休眠会社を持っていたのですが、自分だけではなく、誰か他のメンバーを2人連れてきて新しい商売を始めています。他のメンバーにとっては、事業の3分の1を取得するという、新たに事業を始めるに近い大きな出来事だったのですが、休眠会社の過去の欠損金を結果的に利用することが出来ています。 半分以上を取得していないので、コントロールを獲得していませんから、ギリギリ制度の意図する射程範囲には入らないようになっていると言えるのではないかと思います。なるほど、繰越欠損金の活かし方も掘り下げると深いものがありますね。。
あくまで私どもの事務所の場合ですが、ブログは新規のお客様の獲得のためにはほとんどなっていません。 やり方が悪いのでしょう、きっと。最近、新規のお客様獲得の経路を記録するようにしたのですが、以下の通りです。2-3か月でざっと20件くらいの問い合わせがあり、その3分の2くらいと仕事が始まりました。 その記録が以下の通りなのですが、17件が既存のお客様の紹介、2件が半年前に呼ばれてやった英語の税務説明会の時のお客様、1件がおそらくホームページ経由のお客様、もう一件は不明です。 みてのとおり、ブログは表向きは全く新規の顧客獲得に貢献していません。 最近はブログを一生懸命書いていました。この3年で書いたり書かなかったりで100記事、ここ最近3ヶ月ははほぼ毎日書き、約100記事書きました。が、そんなにアクセスは増えません。書く内容やダメだったり、書き方が悪いのかもしれませんが、1記事書くのに約60分かかるとしても、とてもじゃないけど、投下した時間に見合った結果が出ていません。200時間を使ったとして、その時間を他の事に使えば色々なことができますし、他の営業方法をしてももう少し何かができているように思います。 ブログの効果が出てくるのには時間がかかると言います。ですので、まだ結論を出すのは早いのかもしれません。ですが、数字だけを眺めた表面から結論を出すなら、マーケティングの為だけで考えると(私の場合は)ブログは効果が出ていません。もしくはやり方を変える必要があります。 では、どうするか この数字から単純に引き出せる結論は、紹介が最も「効率がいい」というものです。ですので、紹介に重点をおくのが正しい。他のことはあまりやらなくてもいい。でも考え方は色々あります。 効率がいいのは何もしなくても良いからで、待ちの姿勢になってしまっている可能性があります。むしろ何もしなくていいことの正当化になってしまいかねません。営業をやるのは面倒臭いですから。 紹介自体は自分でコントロールできません。あくまで相手任せです。つまり自分でこれをやろうと決めて、コツコツとこなしていくということが出来ないのです。つまり、自分でやるべき課題を設定出来ません。 何を実行のものさしにするか?難しいですよね。
Pythonを使って毎日少しずつ開発を続けています。 実際にはDjangoというWebサービス用のフレームワークを使っているのですが、これが優れものです。エラーをそれなりに原因が表示されるので、表示されたエラーをGoogleで調べるとそれなりに解決方法に行きつくことが出来ます。 本当に毎日少しずつしかやっていないのですが、それでも、少しずつ出来るようになっていくところが面白いです。プログラミング言語は「手になじむ」という言葉があるように道具なので、使わないとダメなのです。 プログラミングは勉強して資格をとっても、あまり役に立たないというか、時間の効率が悪いというか、眠くなってしまうというか、イマイチ前進している感があまりありません。 それよりは、実際に使うものを作るのが一番早道です。実際に使うものは、どれだけ簡単なもので、シンプルな機能のものにしようと思っていても、いざ作ってこ公開することを前提とすると、結構な数の機能が必要になります。実際に他人に公開しようとすると、内輪で使っている時はまあいいかと思っている少し不便な部分やバグもきちんと作らなくてはならなくなります。 そう、実際に作るだけで相当勉強になるのです。 今日は、初めて有料のIDEであるpycharmをダウンロードしました。プログラミングに限りませんが、あることを続けていると段々その周りにあるものもわかってきます。最初はAtomというエディターでやっていたのですが、インテリセンスの機能が弱いので、やはり効率が良くないです。pycharmを使ってみるのが楽しみです。新しいツールはいつも少しワクワクします。
手帳っていいです。自分の行きたいと思っている方向と、毎日の行動をすりあわせることが出来るからいいです。 手帳がなくても、Googleカレンダーがあれば予定の管理は十分できます。でも、手帳の役目は予定の管理だけではなくて、自分が何をしたいのか、3年後にはどうなっていたいのか、10年後にはどうなっていたいのかを、毎日見つめなおして、その日の行動を微妙に無意識に軌道修正できるのが良いのです。 それで、緊急ではないけどやりたい事で重要な事をチェックリストにして、少しずつでも毎日消していったりできます。 普段、何気なく過ごしていると、忙しさにかまけているうちに、なんの計画性もなくただ出来事に反応しているうちにすぎてしまいます。 一日一日は何も考えなくても、それなりに普通に過ごすことが出来ます。でもそうすると、3年ぐらいはあっという間に過ぎてしまうのです。で、後から振り返って、この3年間は何をしたんだろうと言う事になってしますのです。 私も今までの社会人になってからの25年で、手帳を使っている時期と使っていない時期がありました。手帳を使っていなくても別に全然平気なのですが、やっぱり手帳を使っていた時の方が、毎日を有意義に使っていれたような気がします。 もう一ついいなと思うのは、人生の目的ほどの事ではないけど、いくつかの大きな課題を忘れないように書いておけることです。例えば、仕事のこと、家族や人間関係の事、プライベートや趣味のこと、それぞれを書いておけるので、いつでも思い返すことが出来ます。 毎日忙しくやっていると、一つの事に押し流されてしまい、他のことが見えなくなってしまいがちです。手帳を見直すと、そういう事を一日のなかで思い出すことが出来ます。 そう考えると、長い時間軸で考えると、手帳は究極の時間管理術なのかも知れません。