定番的な業務の場合 世の中で必要なことは人によってもそれほど大きく変わらないので、やっぱり既存のものを使うのが基本でしょう。例えばよくある必要な機能といえば、 顧客管理(SalesForce Zoho) 会計(弥生会計、freee、Quickbook)、 在庫管理 請求書の発行と売掛金管理 出退勤の管理と給与計算 タスク管理 などがあります。 この辺は定番業務なので、ソフトウェアを売ることが目的なのではない限りわざわざ自社でソフトを作る必要は無いでしょう。世の中には素晴らしいものが沢山ありそうです。ただ、ソフトウェアも人が作るものなのでどれも自分が100%満足することはありません。弥生会計はデスクトップのソフトなのでクラウドではまだまだ出遅れています。私の仕事が会計事務所なのでちょっと知っているだけですが、売掛金と在庫管理のソフトでは弥生販売と言うのが世の中で結構使われていますが、機能が少ない事や操作の仕方にわかりにくかったりなど不満に思う事が多々あります。 ソフトウェアの開発が出来る人なら一念発起してこれらのソフトを超えることはないにしても、これらのソフトが実現できていない不便な事を補うソフトを作ることは出来ると思います。ただ、基本は出来るだけ自分で作らず世の中にあるものを使うのが良いと思います。表計算やメールのソフトを自分で作る意味はほとんど無いと思います。 自社の業務そのものである場合 ネットのオークションであったり、人材マッチングの仕事であったりなど、自社の業務や強みそのものがそのソフトウェアでやられている場合は、ガンガンと開発を進めていく必要があります。エンジニアを外注でやる場合もありますが、ノウハウの蓄積が必要なので社内でエンジニアを持つ場合がほとんどです。 こういう会社は自社の強みが確立しているので、収益性が高いことが多いです。私のお客様を見てもその業界で一定の地位を確立してしまっていることが多いです。その業界で知らない人があまりいないくらいになっていることも多いです。忙しいけど儲からない、いわゆる「貧乏暇なし」という状況からは完全に脱け出ています。 中小会計事務所の場合 ちょっとシチュエーションがニッチすぎますが、どの中小企業もその会社独特のプロセスややり方があると思います。私の事務所でもそうです。 お客様からいただいた郵便物の日付と内容の記録(写真付き)、課税売上高と税務署に対する届出書の管理、過去の重要な打合せの記録や留意点のメモ、見積もりなどを自社システムを作って、一つのシステムで一括管理して居ます。そのお客様の情報をまとめて見れるのでとても便利です。 社内ネットワークならPCのブラウザーからでも見れるので、お客様と電話で話ながらでも必要なすぐに情報が出せるので便利です。 システムの内容は一般的でもありますが、会計事務所独自の部分もあり、市販ですべてのニーズを満たすものは売っていなさそうです。こう言うシステムは自社で作った方が良いのでしょうか、それともエクセルやEvernoteなどの既存のシステムを工夫して使って自社開発は避けるべきなのでしょうか。 確かに時間もコストもかかります。ジュニアなエンジニアでも一人を社内で雇用すると500万はかかります。エンジニアの技術が上がっていけば給料も上げて行かなければいけません。システム開発だけでなく、他にも社内のIT周りの仕事をしてもらえるとしても、この固定費は中小企業にはべらぼうです。業務の改善で年間に500万円分以上の効率化やメリットを出すのは相当に大変ですから、ある程度、社内で規模の利益が採れない場合はやるべきでないのでしょう。 このような状況でやるべきことは、きっと、社長がITツールを個人的にも勉強して、出来るだけ既存のものを使いこなすようにすることでしょう。 それでも、システム開発は一度開発したら、(メンテやアップデートが少しは必要ですが)後は勝手に動いてくれます。システムは長い時間ではメリットが少しずつ積み重なっていくものなので、人と違う事をしたいのなら、自社の成長とともにシステムも成長させていくのもありだとは思います。 それより今はVBAやマクロ、PythonやC#など結構簡単に動かせる言語も多いです。ちょっとずつ手作りして細かい事務作業や定番業務を自動化して効率化していくのはあり(というか必要?)だと思います。 一応の結論 一応の結論ではありますが、こたえは一択で、大概の場合、ソフトは既に世の中にあるのでそれを使うのが良いのでしょう。 自社で開発すると、プログラマーも必要だしインフラ周りの人も必要です。ただ、私がプログラミングが好きだという事もあるのでひいき目に見ているのかもしれません。出来るだけシステム開発を自社でやりたいと思っていますが、やらないで本業に注力するのが賢明な選択と言うことになりそうです。
Year: 2017
There are many options you can take to reduce your inheritance tax. Here are basic steps to reduce the tax. Inheritance tax offers many tax deductions or discount under certain situations. But as a basic, the fundamental aspects should be addressed first. Basics 1) Estimate your inheritance and see how the tax will be reduced … Read More “10 steps to reduce inheritance (estate) tax for business owners” »
アマゾンのウェブサービスAWSで格安のWindowsサーバーを利用できるようになりました。最近久しぶりにAWSのLightsailの画面をみたら、なんとWindowsの文字があるではありませんか!しかも月10ドルから始められるとのこと。これなら年間でも120ドルで、Windows Server OS付きのサーバーを30万円くらい出してハードウェアで買うよりも圧倒的に安いです。 実際に試してみたのですが、10ドルのコースはメモリーが512MBしかついていないので遅くてちょっと使う気になりません。次に安いコースは月に17ドルでメモリーが1GBです。これも試してみましたがやはりちょっと遅いです。結局標準的なコースは月30ドルのコースで、メモリーも2GBついています。このコースはMS SQL Server 2016 Expressがついてきます。いままでC#やVB.NETとLINQを使ってシステムを構築してきた人には、既存のシステムを活かすうえでも十分に選択肢になるのではないでしょうか? 私の事務所では自作のC#で作ったお客様情報の管理システムがもうかれこれ7-8年動いているのですが、これを機会にオンプレミスのサーバーではなくて、稼働が99.999x%保証されているクラウドのサーバーに移行してみようか検討しています。
会社の規模が1−2人から10人規模になってくると、業務の拡大に伴って経理もややこしくなってきます。取引の量が多くなってくるので手ではとてもできないのです。こういう場合、プログラミングを知っていると知らないとでは大きな違いが出てきます。こういうこめんどくさくて大量の処理が必要な時はプログラミング力の出番です。エクセルの関数だけでできる場合も十分ありますが、これくらいの規模に成長した会社の場合社内システムがあることも多いので、取引の生データをCSVで取れる事も多いです。こういう時にエクセルのマクロやプログラミングができると問題が一気に解決できたりするのです。 今まで手で1日以上かけて入力していたようなものが上手くいけば10分で出来るようになります。日常業務は毎月同じような処理が多いので、こういうプログラミングによる時間の節約の積み重ねが、大きな時間の余裕につながります。 あるウェブサイトでの広告業のお客様では、売上を時の経過と共に計上するのですが、1ヶ月分の料金が20万円で、月の途中で掲載が始まった場合には、日割り計算が必要になります。1件なら良いのですが、これが200件あって、全部違う日に掲載が始まっていたら、やっぱりプログラミングが出来ると便利です。エクセルの関数でもできなくもないのですが、ちょっと何かが変わってしまうと最初から手作業でやり直しになってしまったりして、時間が思いの外かかります。システムから生データを取れるのなら、プログラミングが出来ると一気に色々便利になります。 経理の人はプログラミングが出来るだけで、日々の仕事の効率が随分変わると思うのですが、経理の人でプログラミングを覚えようとする人は実際には少ないように思います。 エクセルのマクロの本は一冊買ってきて、30−50時間やれば出来るようになります。今人気のPythonだって100時間くらいやれば出来るようになると思います。たったこれだけの事で(大げさに言うと)自分がこれから経理会計に関わって生きていくなら仕事の仕方が一生が変わるものなので、ちょっと自分に投資するのはますますありのように思います。
I became a big believer in check list recently after I read a book called Checklist by Atul Gawande. It explained various situations where a checklist played a dramatic role in reducing failure rate in medicine, law practice, construction etc. A simple check list that covers a wide range of items will save you from … Read More “Checklist saves your corporate tax” »
チェックリストという本を読んでいるのですが、とてもよかったです。 著者が医者なので現在の医療の現場の話から始まります。 オーストリアのある田舎の病院に、凍った池に落ちて心肺が停止した3歳の女の子が担ぎ込まれた事例が紹介されています。女の子は両親と散歩をしていたのですが、両親がちょっと目を離した隙に凍った池に落ちてしまい、半狂乱になって探したところ、30分後に凍った池のそこから救出されました。すでに心肺停止も停止して体温も19度まで下がっていました。瞳孔も開いていて光にも反応をしなくなっていたそうです。 それでも連絡を受けた救出チームはヘリコプターで女の子を近くの病院まで搬送しました。病院では女の子を直ちにICUに運び込み、お腹を切って人工血液を体に循環させる機械を取り付け、胸を切って肺には人工呼吸の機械を取り付け、などと数多くの難しいオペを同時進行でやったそうです。 瞳孔が開いて心肺も停止している人間の命を取り止めるは時間との勝負です。この女の子は1時間半心肺停止の状態の後、幸い無事に回復して退院したそうなのですが、このような緊急のオペレーションでは、多くのことを同時進行でやりながら、手順を間違えることは許されず、かつ複雑な知識が要求される、とても難しいものでした。 この病院が女の子の命を取り止めるのに成功した大きな理由の一つは、チェックリストがあったからだそうです。チェックリストがあったので、緊急の時間との勝負の状態でもやるべきことや手順を不足なく適切に処置ができたのでしょう。 アルプス地方にあるその場所柄、それ以前にもこの病院では多くの方が雪崩などで心肺停止になって担ぎ込まれていましたが、それまでは命を取り止めるのには成功していませんでした。そこで病院は何ができるかを考えて、このチェックリストを作ったのだそうです。 この著者の病院でもチェックリストを導入した効果は劇的だったそうです。医療ミスによる年間に何億円もの損失と何人もの命が救われるようになったとのことです。 チェックリストは日頃の業務にも、もっともっと取り入れてもいい。人に仕事をお願いするときの指示やマニュアルの代わりになる。 アメリカでの弁護士保険のケースを調べると、弁護士の場合も、事故のほとんどが単純な期限のミスや書類の提出漏れだったりするそうです。 私たち税務の現場でもそのようなことはよくあります。多いのは適用できる税額控除を忘れていたとか、消費税の届出書の提出を期限までにするのが漏れていたとか、多くのミスは単純ミスです。チェックリストを作って、一見簡単なことばかりでバカバカしく感じるような事を丁寧に一つずつ潰していけば防げるものです。 今でも私たちの事務所で税務申告をする場合には、チェックリストを使って漏れの無いようにしているのですが、他の業務にも、もっともっと取り入れようと思いました。 例えばですが、決算をする段階では、当期の売り上げもわかっていますから、翌々期以降の消費税の申告が簡易課税を適用できるのか、それとも原則課税しか選択できないのかがわかります。簡易課税が選択できるとして、簡易にした方がいいのか、原則課税の方が良いのかも検討できます。決算をやっていますから、取締役の事前確定給与を当期も出すべきかどうかもこの段階でチェックできます。 忙しいと簡単な事を思わずミスしてしまう事がありえますが、このようにチェックリストにしておくと漏れが無いかを確認する事ができます。 チェックリストはマニュアルや指示の代わりに使える チェックリストは、これとこれをやった、とチェックしていくものですから、上手く作るとマニュアルの役目も果たせます。 人数が増えてくると、上手く指示が出せなくて、現場の担当者が何をして良いのかわからず、途方に暮れてしまう場合があります。恥ずかしながら私の事務所でも、上手く指示を出す事ができず、仕事の塊が大きすぎてどこから手をつけて良いのか分からなくて1-2時間くらい無駄にしてしまうことはザラです。きっとそのような中小零細企業は多いでしょう。 例えば株式会社の設立のような定型業務でありながら、取締役が居住者か非居住者かで手続きに多少のバラエティがあるような場合でも、チェックリストがあると担当にもやりやすくなるように思います。 担当にとって不慣れな仕事だとしても、事務所としてチェックリストを準備しておいて、担当にとってもどのように進めるべきか、思い悩んでフリーズしてしまうことも少なくなると思います。チェックリストは作り方を工夫して時系列的に並べればマニュアルにもなりそうです。そうすれば、言葉でいちいちやる事を指示するより、やる方もチェックリストの通りに進めて、分からない所だけ聞けば良いのですから、やりやすいように思います。 チェックリストはもっと長いスパンの目標にも使えるかも また、自分の人生にもチェックリスト的なものを取り入れて見ようかと思いました。日々忙しいと日常の業務に流されがちになりますが、週に何キロ走るとか、月に何冊本を読むとか、何時間英語や税務を勉強するとか、人にはこう接したいとか、基本的な方向性を忘れないためにも、毎日の自分の行動を振り返るチェックリストとして使えそうに思いました。
I have not confirmed the source yet but there is a talking in tax community that the tax authority is considering to limit deductible depreciation expenses on overseas properties. As you may know that second handed houses can be expensed over relatively shorter period. The depreciation expense are allowed to use the 20% of the … Read More “There is a rumor that the tax authority is considering revision on overseas property depreciation” »
ビザにも学生ビザとか、投資経営ビザとか、配偶者ビザとか色々あります。私たちの事務所の外国人のお客様からも質問をいただいたのですが、持っているビザの種類によって相続税の対象となる範囲が変わるので要注意です。 平成29年4月から相続税が改正され、外国人でも一定範囲のビザさえ取らなければ、かつ、過去15年に日本にいたのが10年未満であれば、国外財産には相続税がかからなくなりました。以前は、居住者であれば誰でも国外財産にも日本の相続税がかかっていたのですから、随分無理な話でした。つまり、外国の本社から日本にエクスパットとして送られてきたら、たとえ任期がたったの2年だったとしても、その時点でたまたま相続が発生してしまうと、その相続で受け継いだ国外財産に日本の相続税がかかってしまうのです。 逆に私たち日本人の観点から見ても、たまたま、外国に2年間転勤してたところで親に急な一大事があり、その国で相続税をたっぷり取られたら、ちょっと納得がいかないところです。この税制が課税対象になりうる外国人の日本への転勤を阻害していたとされていたのですから、そういう意味では良い改正だったと言えるでしょう。 ただし、この改正にはオチがあり、永住者や配偶者のビザを持っていると国外財産にも相続税がかかるようになってしまいます。上記の一定範囲のビザというのはこれらです。 ここ10年くらいはバンクーバーやカリフォルニア、アジア諸国など、日本以外での資産価値の値上がりが顕著ですから、結婚して配偶者ビザをとってしまうと途端に巨額の相続税の心配をしなくてはいけなくなります。私の知り合いでもお二人が、めでたく日本人女性と結婚することになったのですが、配偶者ビザは取らない予定なのだそうです。理由はやっぱり相続税です。配偶者ビザをとると自分の国の資産に相続税がかかるので、配偶者ビザをとるのを躊躇しているのです。 そして、彼らが日本に合法的に在留できるために採る方法は、自営業の場合は投資経営ビザをとること、会社に勤務している場合には人文ビザなどの何か特定分野のビザをとることです。 せっかく結婚して配偶者ビザも取れるのに取らないで、他のビザをとるなんて、何か皮肉な話ですね。
After a few years of struggle (or even from the first year), your company has started generating enough income. Now you are worried about the tax to pay. There are some tax tips that everybody know (not everybody but many. Sorry). They are nothing illegal. There should be no much reason for you not to … Read More “Tax saving tips for SMEs” »
ウェブサービスを作って公開するところまでこぎつけました。一つのサービスをインターネットで公開できるところまで行くのには、結構な時間と努力がかかります。平日は出勤前の1日1-2時間、土日は合計で7時間くらいやるとして、1週間で15時間、1ヶ月で60時間、最初の頃はそのプログラミング言語の知識レベルもそれほどでもないので時間がかかります。私の場合は、サーバー側とスマートフォン側でそれぞれ3ヶ月はかかったので全部で6ヶ月はかかりました。このウェブサービスだけで合計で360時間はかかっています。それ以前の別の色々な技術の学習にも相当時間を使っていますが、ここにはカウントされていません。 使った言語は、サーバー側では流行りのライトウェイト言語であるPythonを使いました。フレームワークはPythonのでは一番(?)メジャーと思われるDjangoを使いました。Pythonは比較的習得しやすい言語で、モジュールも多く揃っています。最近流行りの人工知能に使う有名なモジュールがPythonで書かれていると言うこともあり、Pythonの本も多く出ています。Djangoはとてもよくできたフレームワークでとてもわかりやすいです。MVCがきちんと別れているので、将来の仕様変更があってもメンテはしやすいのではないかと思います。 プログラムを覚えてウェブサービスを公開するまでには、とても多くのマスターすべきことがあります。この他に、実際にウェブサービスをスマートフォンで使えるようにするには、サーバー側のプログラムを書くだけではなく、スマホ側のプログラミングも必要です。通常これはSwiftと言うiPhone専用の言語や、Androidという専用の言語を使います。私は今回はAndroidの方は諦めて、iPhone用の方だけ書いています。SwiftはDjangoなどのライトウェイト言語に比べて、変数には型指定をしなくてはいけないし文法が厳密です。最初は走らせる前からエラーが出まくるので大変なのですが、実際にコンパイルして動くようになった段階では正体不明のエラーがでる割合が減るので、トータルでは時間効率は良いように感じます。 その他に、サーバーを動かすのにはLinuxと言うOSを使うことが一般的です。私は最初はマシンが手元にある方がメンテナンスが簡単だと思ったので、事務所のMacMiniをサーバーに使う方針でした。でもHerokuとAWSというクラウドのサーバーを試して、その快適さと便利さにびっくりして、AWSを使うことにしました。サーバーも普通にハードを買ったら一つで10万円、2つ揃えたら20万円はかかりますが、AWSならLightsailと言うサービスが月500円から使えます。スピードも十分に速いのでとても快適です。MacMiniは買ってしまったのにほとんど使っていないので、勿体無かったなと思っていますが、事務所のファイルサーバーのバックアップか何かに使おうと思います。 (尾瀬 至仏山 後ろは福島県の飯豊山?) よく、20時間使えば大抵のことは概略くらいはマスターできると言いますが、これはある程度は本当だと思います。20時間使えば、Pythonをインストールして簡単なプログラムが動くところまではできるようになると思います。そして、次に20時間を使えばDjangoのチュートリアルをやって、簡単なウェブサイトが動くようになるところまでは行けると思います。Swiftは20時間では本当に簡単なことしか出来ないともいますが、それでもplaygroundという簡易の実行環境で、雰囲気を掴めるとこくらいまでは行けると思います。 でも、ウェブサービスはこれらを全部使うので、それら全部に20時間が必要です。その他にもデータベースとかデザインとか、実は細かいそれらの技術の多くの技術が全部必要になるので、それらが組み合わされないと動くものにはなりません。それなりに数百時間は必要だと思います。 ただそれでも、技術はやっていれば誰でもそれなりにできるようになると思うのですが、一番難しいのは何を作るかですよ。誰かに使ってもらえなければ、結局何を作っても意味がないです。何を作るかは商品設計そのものなので、世の中で誰がどのようなことに困っていて、それを今の技術を使ってどう解決するかを見極めなければなりません。つい、自分のアイディアが良いと思って固執してしまいがちです。そこが難しいんですよね。そこが。