Change in scope of taxable heirs The scope of heirs taxable under Japanese Tax Law is going to be changed. The Inheritance tax law will be amended from April 1st, 2017. Heirs taxable for Japanese tax have been following until today but its definition will be wider, meaning there will be almost nobody who has … Read More “Inheritance Tax Amended for 2017” »
Year: 2017
私たちのような小さな事務所で、ただ忙しいだけでずっとバタバタした状況を続けている状態を「貧乏暇なし」と言ったりします。貧乏ひまなしから抜け出すには何らかの差別化、つまり、何かの分野において一番になることが必要です。どんな分野でも一番になるのは大変ですからいくつもできるはずはなく、対象をぐっと絞る必要があります。二兎を追って両方の分野でトップ級の実力を身に着けるのは簡単ではないです。あっさり、一つの分野に絞ってしまう事が早道でしょう。 「小さな会社の稼ぐ技術」では、大手と違う事をやる「差別化」を強調しています。そして、その商品もしくはサービスで小さな1位をを目指すこと、あれこれやらないで1点に集中することを強調しています。しかし、これが難しいのです。私の事務所の場合は、まず、英語というのが前面に出ています。ネイティブのスピーカーも2人いますから、英語でサービスを普通に提供できるという点では、この広い東京でもそんなに悪くはないかも知れません。 でもその他にどんな専門性があるかときかれると、即答できないものがあります。色々やっているのですがどれもちょっと中途半端な気はします。いま、力を入れているのは事業承継などの法律と税法の知識をフルに使う分野です。もう一つは、システムを使ってお客様の記帳を楽にして美しい帳簿を提供しようとするサービスです。それぞれ大事なことではあるのですが、なかなか両方を極めていこうとすると難しい。 ばっさりと一つを切り捨ててしまうくらいの思い切りが必要なのでしょうが、それもなかなか難しいです。
この本の中に出てくる大阪のお弁当やさんの話が面白かったです。 潰れそうなお弁当やさんから地域で一番になります。 この本に出てくるのは、特殊な能力やずば抜けた能力のない普通の人たちです。そして出てくるのが、業績をアップさせるために実際に何をやったかが書いてあります。単なる頑張れと言った精神論や、抽象的な戦略論ではありません。 もちろん、ビジネスは人それぞれで置かれている環境や事業の内容が違うので、抽象論も必要です。分野が違えば、具体的なやり方は異なるはずだからです。 この本の中には具体的なアドバイスがいくつか書いてあります。この手の本を読むと、「自分の場合はこうだから・・・」と色々自分に言い訳をつけて、実際には何もやらないことが多いと思います。でも、こういう本をたまに読まないと自分の今までのやり方に染まってしまって、快適なぬるま湯から抜け出してみようとは思いません。むしろ、自分がぬるま湯にいることも気がつかないことが多いと思います。 この本に出て来たアドバスを実際に実行してみようと思います。
We all know that director salary cannot be changed during a fiscal year under Japanese Corporate Tax Law except for a few exceptional situations. One typical reason is when our business becomes sour, losing money and falls in red. The rule may sound strange to foreigners or people new to Japanese business environment but that’s … Read More “When can we cut director salary? Is his poor performance enough good reason?” »
You can claim your family members or relatives living overseas as your dependents. You will reduce your taxable income by 380,000 yen per person. It has a significant impact on your tax to pay. I had a client who came from an African county and he claimed about 10 dependents living over there. By claiming … Read More “Deduction for dependents living overseas” »
Windows Serverを使わなくても良いWebサービス用の言語を始めたいと思ってRubyの本を買いに行ったのですが、本屋さんでは圧倒的にPythonの本の方が多かったです。 Pythonはマイナーな言語だと思っていたのですが、世界では圧倒的にRubyよりも使われているようですね。折しも機械学習というのが流行っていて、Pythonでは機械学習の世界的に有名なライブラリーが使えるからというのが、今これだけ流行っている理由のようです。この本は入門者向けですが、機械学習の記事までもが載っています。(ということは、ITサイエンスの専門家ではない私でも機械学習のことがわかってしまうのかしら。。?なんて嬉しい妄想を持ってしまいます。) Pythonは初めてだったのですが、この本でスクリプト言語について目からウロコが落ちました。スクリプト言語なんてライト級の言語だっていうし、あまり大したことは出来ないのではないかと思っていたのですが、大間違いでした。 昔、証券会社の同僚が面倒な数字の集計とかリスク管理の話をしていた時に、「パール(Perl)を使えば簡単だよ。」とかさかんに言ってたのですが、なんかその凄さがピンと来ていませんでした。きっとこういう事を言っていたのでしょう。実はスクリプト言語って多機能で色々できそうな上に、C#みたいなコンパイル言語と違って、思い立ったらちょっと書いて見てすぐ使えるので、便利そうですね。 筆者のクジラ飛行机さんの記事は日経ソフトウェアで読んでいて、お名前は知っていたのですが、この本はよかったです。細かい具体例がたくさんあり、実際に手を動かしてプログラムを動作させながら進めていけるようになっています。簡単なスクリプトの書き方はわかったような気にさせられました。こういう風にわかりやすく勘所を説明するのって大変なんだろうなあと思います。 余裕で元は取れますね。
プログラミング言語は勉強し始めの最初の20時間が退屈なので、そこを乗り越えるためにも、仕事かプライベートで実際に使える言語を選ぶのが良いと思います。上手く動くと、面白くて夢中になってしまうかも知れません。 会計の人だったらExcelのVBAがオススメです。エクセルは日々使うソフトですので、一部の毎日繰り返しやるような業務をボタン一つで自動化できるようにするとプログラミングの便利さを実感できると思います。 Accessもいいのですが、データベースという概念が普段あまり使うものではないので、誰かがその便利さを目の前で見せてくれる人がいないと、そのすごさや便利さを実感することが難しいと思います。目の前でAccessで計算結果を見せられると魔法みたいだっ!と思ってしまうくらいすごかったりします。経理の人だったら請求書や在庫管理の為に挑戦するのは十分に価値があると思います。Excelに比べてそもそもAccessを使い慣れていない場合が多いので、そこでハードルが少し上がります。 プログラムを外の人に一般公開するいわゆるWebサービスを作りたいと思っている人もいるかも知れません。そういう方には、また別の系統のプログラム言語が必要です。 とりあえず簡単なのは、C#またはVisual Basicを使って、ASP.NETというウェブフォームという形式でやってみるのがいいと思います。開発ツールにはVisual Studioというのを使うのですが、無料版でも結構本格的な機能がちゃんとついています。難点はWindowsでしか動かないので、Macの人には進められません。趣味で使うシステムを作るには十分すぎる機能があります。 私の事務所では、受け取った郵便物をiPadなどから写真でとって、受け取った日付や送り元の情報と一緒にサーバーに記録しています。いつお客さんからどんな書類をいただいたかを画像と一緒に見れるので、便利で重宝しています。使っている言語はC#です。 Macの人は、Ruby, PHP, Pythonなどのスクリプト言語がオススメです。Webで公開しなかったりする場合は、デスクトップやiPhone用のプログラムを作成するというのも楽しいと思います。 とりあえず初心者はPHPやRubyかPythonが良さそうです。PHPやRubyならWebアプリが比較的簡単にできます。 今、私がRubyやPythonなどのスクリプト言語を勉強するために作っているのは、自分の勉強したことやその時間を記録するシステムです。iPhoneでボタン一つで記録して、Webサーバー側でも記録できるとい言うものです。 iPhone側はSwiftと言う言語を使います。モダンな言語で、Cなどに比べると比較的とっつきやすっく感じるのですが、それでもRubyなんかに比べると型の定義が厳密できっちりしているなと言う印象があります。この言語はAppleが最近公開してオープンソースになったので、そのうちサーバー側でも使えるようになるかも知れません。今はサーバー側で使うには時期尚早だと思います。 サーバー側を最初は、Rubyでやっていたのですが、RubyはRailsがものすごく便利なのでかえって不安になる時があります。モデルを作る場合など、コマンド1行で複数のファイルを自動的に作ってくれるので、よくわからないままにプログラムが動いてしまっている感じです。結局どの言語でも、ある程度は自分の手を動かして仕組みを理解しなくてはいけないのでしょうが、なんか問題があった時に自分で解決できなくなるような不安があります。 ただ便利は便利です。データの量が多くなければ、Herokuなどのクラウドのサービスを無料で使えるので、サーバーを自分で用意する必要はありません。 今は、機械学習が流行っていることもあるので、本屋さんではPythonの本がたくさん置いてあります。Pythonは世界的にはRubyよりもはるかに使われていると言うこともあり、Pythonもいいなと言うふうに思います。私はPythonはお試しの段階です。 プログラミングは一つを身につけるまでにはそれなりに時間がかかりますが(それなりに使えるようになるには100時間くらい?)、面白いし、何かの役に立つかも知れないので、興味がある人は挑戦してみるのもいいのではと思います。
タックスヘイブンを使った租税回避は先進国間での共通の悩み事です。 経済協力開発機構(OECD)は国際的な脱税及び租税回避に対処するために、非居住者の金融口座情報を税務当局間で「自動的」に交換するための仕組みを導入しました。その名も、「共通報告基準(CRS:Common Reporting Standard)」。銀行は口座を開設する際に居住者であるか非居住者であるかを区別する必要があります。 この仕組みのすごい(おそろしい?)ところは、従来タックスヘイブンと言われた、ジャージー諸島やマン島なども含まれていることです。タックスヘイブン国や地域は預金者の情報を決して公開しないと高をくくっていたら、はしごを外され大変なことになってしまいます。 CRSでは、非居住者の銀行残高等を自動的に交換します。ですので、海外口座に大金(小金でも)がある場合は、自動的に日本の当局に情報が行きます。残高がそれなりにあり、日本国内であまり大きな所得の申告がされていない場合、もしくは、日本から送金の記録が残っていない場合には、当然に過少申告を疑われることとなります。 日本も実際に始まるのは、今年(平成29年)からです。 無申告加算税は大変重いものがあります。また、法人で稼いだお金をタックスヘイブンの個人口座に入れたら、きっと役員賞与として課税されます。貯めた分はほとんど残りません。これだったら、最初からちゃんと申告しておいた方がましだったという事になりそうです。 下記は、国税庁のHPです。さらに詳しい情報が載っています。 国税庁HP ただまあ、もともとタックスヘイブンにお金を貯めても、実際には使えないという問題があったようです。数千万円単位でタックスヘイブンに無申告で蓄財しても、日本で不動産は買えません。買う時にタックスヘイブンからの送金が必要ですが、ここで足がついてしまいます。 今まで無申告だった人は(褒められることではないですが)、日本でお金を使えるようにするためにも、H28年度の申告はカミングアウトの最後のチャンスと言う事にはなりそうです。。。
Macbook AirでもそれなりにXCodeでの開発はできるのですが、ビルドが少し遅いように感じてきました。XCode8.1でSwift3.0のコードをビルドして実際にアプリが起動するまで1分7秒かかりました。一日に20回はビルドすると、単純に待ち時間だけで20分以上かかります。さすがに時間の無駄の方が、新しいMacbookを買うコストより大きくなってきたように感じます。 そろそろ本格的な開発環境に移行した方が良いかなと思いつつ、値段も高いし今使っているMacbook Airもまだ十分に使えるので、買換えも躊躇するものがあります。何となくではありますが、Macbook Pro15インチの最新モデルと一つ前のモデルの整備品とで値段と性能を比べてみました。 値段 新品238,800 整備品169,800 その差は約7万円!CPUは整備品がクアッドコアi7の2.2GHzに対して、最新モデルの方は2.6GHzで、ずいぶん違います。アップルのホームページを見ると、SSDの読出し速度もずいぶん進歩しているようです。いったいどのくらい違うのでしょうか。 タッチセンサーは、今のところ開発には必要ないので、高いお金を出してまでの必須では無いように思います。 そうすると結局、開発をするだけなら整備品で十分だという結論になりそうです。 本日は、MacにRuby on Railsをインストールしました。Unix/Linux系のシステムは、いまいちディレクトリの構造やコマンドがわかっていないので心配でしたが、無事にサーバーが動くところまでたどり着くことができました。Homebrewというインストールを管理するためのソフトが便利で、意外と簡単にできました。Rubyは環境を構築するまでが大変だと言われていますが、ネットで色々な情報を確認してやれば、それ程難しいものでもないように感じました。 これからも、アプリの開発を少しずつ進めたいと思います。
これからの会計サービスを考えてみました。 色々な需要があるので進むべき道は当然これに限らないとは思うのですが、将来有望な一つの方向性ではないでしょうか? ガソリンスタンドやカフェではセルフサービスが当たり前になりました。カフェでも至れり尽くせりのルノアールのようなところも人気ですが、昔の喫茶店のようなところはセルフサービスのスタバやドトールのようなカフェにだいぶ淘汰されてしまいました。 お金を出してコテコテのサービスを受けるという発想は、一昔(10年くらい?)前まではメジャーだったように思いますが、今はそれほど受け入れられている考え方ではありません。自分で出来ることは自分でして無駄なコストは節約し、その浮いたお金を別のことに使いたいというのは当然の発想のようにも思えます。 セルフサービスのガソリンスタンドやカフェが主流となっているように、会計サービス自体にもセルフに大きな時流があるのではないかと思います。私たち会計事務所をやるものにとっては、単純な労働で日銭を稼ぐことが難しくなっているのは間違い無いでしょう。 昔ながらの会計事務所の仕事のやり方で、領収書や通帳のコピーをお客さんからもらってきて会計ソフトに入力し、10日後に完成した試算表を返すというサービスも昔の喫茶店のようなビジネスモデルになってきているのかもしれません。会計事務所は一般的な喫茶店に比べるとメニューはもう少し複雑で、臨機応変さが必要なのでむしろレストランに近いようには思います。個人商店のレストランがチェーン店のレストランに席巻されてなくなってしまうことは、おそらく当面はないでしょう。チェーン店には真似のできない色々な個性のお店が日本中に星の数ほど活躍しています。そういう意味では、今までの古い会計事務所の業態もまだまだ大丈夫で、すぐに無くなることはないのではと思います。 ところで、会計サービスをどこまでセルフサービスでできるかですが、実は、会計仕訳もごく限られた種類の取引しかありません。それらをカバーできると実は会計仕訳のほぼ全部99%くらいをカバーできるのではないかと思います。それらは、下記の、 売り上げ(請求書の発行アプリみたいなもの?) 支出(会計簿の支出を記録するアプリを少しパワフルにしたもの?) 給与(源泉所得税も) 固定資産(減価償却) くらいなものでしょう。 つまり言葉を変えると、たったこれだけシンプルなアプリ(4種類!)を作ると、会計サービスのうちかなりの部分をセルフでやっていけるようになってしまうということです。 税務会計サービスは税法という法律の相談という面があるので、専門家が必要であることは間違いありません。法律には現実世界に起こりうる全ての細かいことを条文や通達で明示できているわけではありません。ですので、あくまで曖昧な部分があり、どのように認定するかという部分が残るのです。ここは税理士などの専門家に頼るべき部分ではあるとは思います。 また、アプリではできない、消費税の課税選択や簡易課税と原則課税の選択など、専門家に見て欲しい部分は沢山あります。これらの判断に関連する部分はちょっとアプリには無理なので、ずっと残っていくことでしょう。 しかし、属人的な喫茶店がカフェに淘汰されたように、会計事務所にも同じような事が、これからどんどん起きるのではないかと思います。 私どもの事務所でも、昨年から、レシートや領収書の写真から、ネットの会計ソフトに入力を代行するサービスを初めました。 ですが、今後は、会計事務所がコストをかけて入力するサービスを提供するというよりは、請求書を発行したら自動的に会計ソフトに取り込まれるようなもっと事業主が自分でできる部分はできるだけ自分でやるか、ITを使った自動化するような方向に進化させていく必要があるのかも知れません。 世の中はどんどん進歩していくので、自分もどんどん変化していかなくてはなりません。ビジネスの世界はなかなかしんどいものではありますが、面白いものでもありますね。