10年ぶりくらいにビジョナリー・カンパニーという本を読んでいます。以前に読んだときの内容を全く覚えていなかったのですが、多分それは自分に全く響かなかったからです。
今回も出だしはあまり面白くなかったのですが、前よりは面白く読めてます。最初の章の主張は、ビジョナリー・カンパニーはその会社の製品ではなく、良い製品を作り出せるような会社そのものであると説いてます。
なるほど。そうすると、企業のレベルでそうなら、個人のレベルでも、まずは、ヒット商品を作るよりは、ヒット商品を作れるような能力が大事ということかもしれません。ソフトウェアなんかでも、他人様が欲しいと言ってくれるようなヒット商品を作るのは、アイデアも必要で大変ですが、技術力を伸ばすのであれば、地道なぶんだけわかりやすいです。
サービスやソフトを作り出していく上で、知識や経験値を増やしていくと言う視点もあると考えると気が楽なので、そう言う風にも考えていきたいと思います。