PyCharmは買う価値があるでしょうか。 使って1ヶ月くらいが経ちますが、私は買ってよかったです。多分、この1ヶ月でも十分に元は取れています。その前は、3−4ヶ月はAtomを使っていたのでよくわかります。やっぱり効率性が劇的に上昇しています。もう、PythonをやるのにAtomには戻れません。どうせプログラミングをするなら、良いツールを使うほうがいいです。効率性が素晴らしい。 Atomとは色々違うのですが、まず、デバッグが出来るようになるのが大きいです。Atomで作った場合は、Atomはエディタですから、直接実行することは出来ません。ターミナルから実行して、エラーが出たら、エラーのログをみて何が悪かったかを解析しなくてはいけません。 PyCharmならブレークポイントを設定できます。エラーが出る場所で、ブレークポイントで実行を停止して、各変数にどのような値が入っているかを確認できます。私が知っている範囲では、Atomのプラグインでは逆立ちしてもそんなことは出来ません。 PythonやRubyなどのスクリプト言語は静的型付け言語に比べて、文法チェックが事前にないところが弱点だと思っているのですが、PyCharmはインスタンスが割り当てられていない変数などに赤の波線を引いてくれます。これで実行する前にある程度のバグの元は潰してくれるんですね。 名前をまとめて変えてくれるリファクタリングの機能もあります。個人的に気に入っているのは、ある変数にマウスのポインタをあてると、同じスペルの変数が全部ハイライトされます。これが、コードの流れを追う時にとても楽になるので助かります。 この他にもテストなど、まだわかっていない機能が色々ある様です。 確かに、最初は有料のツールは躊躇すると思います。なので、最初の数ヶ月をAtomでやって、PythonやらDjangoなどのフレームワークをやっぱり自分ががちゃんと使うと言うことがわかってから買うのでも遅くはないと思います。それに、Atomなどのエディタで開発すると、その手作り感で、どの様に動くのかわかリます。それからPyCharmなどのIDEに移行するのでも遅くはないと思います。 ちなみに私は、もう、Atomに戻ることはなさそうです。
Day: May 21, 2017
システム開発