地道にコツコツやることは、簡単で、毎日数十分をその事に使うだけです。毎日英語をポータブルプレーヤーから聞けば、5年後にはきっと英語ができるようになっています。毎日1時間と言わず、たった30分使えば5年後には思わぬくらいにすごいところまで行っているのではないかと思います。毎日1時間やっていれば、1年間で365時間です。5年経てば1800時間時間です。 よく、10,000時間やると、その分野で専門家になれる、突き抜けることができるなんて言われますが、1800時間はその5分の1でもあります。世界のトップになろうなどと思わなければ、十分にすごいところまでたどり着ける分量です。一つの事をまとめて1800時間やろうとしても、とてもじゃないけどできません。すごい多大の時間の蓄積になるのです。 きっと、私も中国語を毎日30分続けていれば、ある程度は出来るようになっていたかもしれません。でも残念ながら続いてはいません。なんか途中で無理なような気がしてしまって、時間を無駄にしてしまっている様に感じてしまうんです。発音とか単語を覚えるのとか、これは無理だ。。って思って、それで途中で辞めてしまっているんですよね。 「スライトエッジ」という本のなかに、地道にちょっとずつやることは簡単なはずなのに、出来ている人は少ない。その理由は、(1)小さい事なので、効果がすぐには目に見えずらい、時間がかかる、(2)小さい事なので、やらなくても大した事ではないと感じてしまう、と書いてあります。 なるほど、確かにそうなのです。まったくその通りで、毎日のステップが小さなことなので、効果が目に見えず辞めたくなります。また、良い事とはわかっているのですが、やらなくてもすぐには目に見えるマイナスにならないので、やらなくても別にどうってことはないのです。 この30分が忙しくて作れないという人もいるのですが、そういう場合はあきらめましょう。やる気になればできることだし、やる気にならなければ出来ない事だからです。私たちの自分の人生を左右するくらいに大きい結果がでることなので、何としてでも30分くらいは作った方がいいと思うのです。 私も日々忙しいと言いながら、何となく過ごしてしまいがちなので、毎日ちょっとずつの「スライトエッジ」したいなと思います。
Day: December 21, 2016
キャリア, 本