Rubyと言うプログラミング言語がWebプログラミング界隈で話題で、自分もいつかやってみたいと思ってたのですが、今回初めて挑戦してみました。
RubyはRailsと言うフレームワークを使うことによりMVCの設計パターンにきっちりハマるので開発効率が上がるのだそうです。開発効率が上がるという事は、新しいWebサービスを作って立ち上げるためのコストも下がるし、比較的短時間で開発できるので、現在では企業レベルで採用する所も多いようで、あのCookpadやfreeeもrubyシステムを構築しています。
最近(と言っても2014年か2015年?)のアメリカでの調査で、プログラマで新規採用で提示される年収が一番高いのがRuby(on Rails)だったと言うのがあります。これはその当時はまだ希少性という理由があったのかも知れませんが、これも開発効率が高くなるゆえに企業としても報酬を高く出すことが許容されると言うことなのかも知れません。
今は、自前でサーバーを持たずに、クラウドを利用する場面も増えていると思います。私も、Rubyに興味を持ったのは、私の事務所お客様がHerokuと言うクラウドのPaaS (Platform as a Service)を使って自社のシステムを構築していて、とてもかっこいいと思ったのがきっかけです。
http://www.heroku.com/
Rubyは最初のプログラミング環境を作るまでにハマりどころが多いようで、インストールまでが私の場合も例にもれず大変でした。
でもやってみると、、、まあ何とかなるものです。まずは、最初のインストールに2時間ほどかかりましが、最終的には動くようになりました。
最初のインストールには、Ruby本体以外に、Sqlite3, Ruby DevKit、rails、Node.jsをインストールする必要があります。
バージョンは若干古いですが、この本を頼りにインストールしました。
Rubyは単体ではほとんど使われることが無いようで、Railsと言うフレームワークと一緒に開発します。
RubyとRuby DevKitをインストールして、gem install railsをしようとしたところいきなりエラー。
「Unable to download data from https://rubygems.org …」という感じのエラーメッセージだったのですが、色々ネットで情報を探したところ、こちらのホームページの情報で、何とか解決しました。
http://qiita.com/betrue12/items/059c2424f27fd31969f9
どうもデフォルトのダウンロード先のURLがhttpsでSSL通信が前提になっている様なのですが、どうもSSLの証明書の期限が切れているようなのです。しっかりしてくれRubygems。。という感じではあります。
このページで紹介されているように、このエラーを回避するために、まずRubygemsを最新バージョンにします。
アップデートはgemで取れますが、上で示した通りhttpsが証明書の期限切れ(H28年12月7日現在)で通らないので、httpを指定してして取ってくるところがミソです。
C:\>gem -v
2.5.1
C:\>gem install rubygems-update –source http://rubygems.org/
# 出力省略
C:\>update_rubygems
# 出力省略
C:\>gem -v
2.6.8
これでうまく行きました。この画面が表示されたので、Ruby on Railsが自分のコンピュータで動いていることがわかります。この画面が出た時は、ガッツポーズをとりたくなりました。
ルーティングファイルを設定するために、Atomと言うエディタを始めてインストールしました。このエディタは無料で使えますが、私はまだ全然わかっていませんが、カスタマイズして、色々と機能を拡張できる優れもののようです。
https://atom.io/
何とかお決まりの「Hello World!」を出すところまで作ることが出来ました。
ここまでの時間は、ほぼ3時間。
意外と何とかなるものなので、次は20時間やってみて、どこまで出来るようになるものなのか、どういう事が出来る様になるのかこのブログで報告したいと思います。20時間一生懸命やると、新しいことがある程度は出来るようになると物の本にもかいてありますし。