細田高広さんと「未来は言葉で作られる・突破する1行の戦略」をという本を読みました。
細田さんは、
ぼやけた未来像を思い描いている会社の企業広告は、やはりぼやけてしまいます。
と書いています。
この本で取り上げられているフレーズですが、色々あります。
10年以内に、人類を月に送り込む(ジョン・F・ケネディ)
世界はひとつの教室になる(サルマン・カーン)
ポケットに入るラジオをつくれ(「トランジスタ・ラジオ」井深大・盛田昭夫)
すべての書籍を、60秒以内に手に入るようにする。(「キンドル」アマゾン)
1000曲をポケットに(「iPod」アップル)
無印良品
どの一行も有名な会社や商品、プロジェクトに関するものですよね。
別の見方をすると、これらはもともとのコンセプトや商品が良かったから、ワン・フレーズがかっこ良く見えるだけではないかとも思えます。でも、「10年以内に月」、「ポケットにはいるラジオを作れ」など、ゴールの設定の仕方が明確で、何をしたいのかが明確ですね。
やっぱりこういうのも大事なんでしょうか?私も色々頑張りたいとは思いつつ、日々の仕事やルーティンに時間の大半を使ってしまい、思ってるほどには勉強や未来のことに時間を使えていません。一つには時間の使い方が上手じゃないというのもあるのでしょう。日常に忙しく、思考がそこまで足りていないのが、いけないのでしょうね。
自分の仕事のゴールやコンセプトをワンフレーズで表現できるというのは素晴らしいことだと思います。日常の仕事だけに埋没していないということですよね。それで、かつ、日々の仕事をきちんとこなして、日々の糧もきちんと稼げてたら素晴らしいと思います。でも、そんなのスーパーマンに思えてしまいます。世の中、それが出来ている人も結構いると思うのですが、それが出来る様になるのは、結構な努力が必要ですね。
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今日(H27/4/29)はGWの初日で天気も良いのですが、午前中、自習室で刑法の勉強しています。半年前にやったことなどすっかり忘れてしまっています。でも勉強は楽しいです。