読書感想「受験脳の作り方」

科学というのはすごいなと思います。大体の場合、一般人の想像できる範囲のはるか先を行っています。私は、人間の記憶仕組みというのは、個人差があったり気持ちの入り方次第で効率が異なり、何となくファジーな主観的なもののような気がしていました。でも実は結構、法則に従った機械のような働きをするようなのです。

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脳の研究者が書かれた勉強しかたの本です。いかにしたら記憶に残るか。使える記憶になるか。客観的なデータがあります。人間の脳みその中には、海馬というタツノオトシゴみたいな形の一部分があって、そのひとが活躍しているのです。一夜漬けだと、海馬くんがせっかく詰め込んだ知識をぽいぽい捨ててしまいます。

実は寝てる間に海馬という部分が記憶の整理をしています。必要なものと不要なものを分別して、不要なものは消去しているようなのです。海馬くんに取っての要不要の判断基準は過去の1ヶ月にどれくらいの頻度でそのことが出てきたかなのだそうなのです。そんなこともまで分かるんだ!ということは本当にそう思うのですが、とりあえず横に置いといて、ここから導かれる結論は、よく寝ることと記憶したいことは1ヶ月より短い期間で回すことです。

会計士や税理士の勉強などをすると、あまりに分量が多いので、以前に勉強したことを次に勉強するのは6ヶ月後だったりしますが、それだと海馬が記憶を自動的に捨ててしまっています。6ヶ月後には何も覚えていないということになりそうです。

逆に1ヶ月以内だと、もしかしたら自分では忘れてしまったように感じても実はまだ無意識に残っています。もう一度繰り返すことによって、確実に記憶に残りやすくなっているのだそうです。そういう実験をして、そういうデータを取った人がいるのだそうです。

なるほどねー。。

特定役員退職金を忘れていた話

お客様の退職所得の源泉徴収票の源泉税の金額を確認していたのですが、どうも合いません。みると「特定」の文字がありました。

これは何のことかと思ってネットで調べると、特定役員退職金の話が載っていました。そう、役員の期間が5年より短い場合には、退職所得の計算上で年数かける40万円を引いたあとの金額を2分の1にできないのでした。そう言えば前に本で読んだことがありましたが、すっかり頭の中から抜け落ちていました。

税法は毎年変わるので、ちゃんと勉強をしておかないと置いていかれるのはもちろんなのですが、新しい知識もちゃんと何回か繰り返しておかないと記憶に定着しないのです。繰り返しインプットしない情報は、海馬くんが必要ない情報だと判断してポイしてしまうんですよね。ちゃんと知識をアップデートしたつもりでも一回読んだだけではダメです。脳みその中になる海馬という存在が、一回くらいでは重要な情報だと判断してくれないのだそうです。人間の脳の仕組みは面白いですね。

事務所で所得税の受験をされたことのある方にきくと、税理士試験では重要分野で結構細かく覚えなくてはいけない分野なのだそうです。こういう時に事務所に勉強した方、勉強している方がいることをとてもありがたく思います。一人一人は頑張っているつもりでも、人間1人の能力には限界があります。他のことも勉強したいと思いますし、家族やプライベートのことも大事にしたいと思います。そういう一人一人が自分の人生を持てるようにしつつ、仕事では協力しあうことで高いパフォーマンスを狙えるのが、複数人でやっている場合の恩恵の一つでしょうか。

こういう地味な知識のアップデートも重要なのだと再認識した1日でした。

語学の練習に「シャドーイング」はすごく効果がありました。

語学を学ぶのにシャドーイングは欠かせません。

語学を学ぶのに一番重要なのは大きなところでいうと動機というか必要性だと思うのですが、実際に必要に迫られてどのように勉強するかという時に、シャドーイングはとても有効だったと思います。

私は英語圏への留学経験がなかったので、ヒアリングやスピーキングが苦手でした。日本人の中で英語圏へ留学できた経験があるのは非常に限られていると思いますから、むしろ得意な人の方が少ないと思います。

私がいろんなトレーニングをやってきて実際に良かったと思うのは「ハリーポッター」のCDを何回も聞いたことです。シャドーイングは何回も聞くので面白い文章だといいのですが、つまらない文章だと耐えられません。つまらない文章を聞いて繰り返すのを毎日の日課というかタスクにしてしまうと、その言葉を勉強すること自体が嫌いになってしまうかもしれませんので、高くつきます。CDは当時は中古の通販がなかったので、オリジナルで1万円くらいはしたと思いますが、安い買い物です。面白いものが見つかるまで何個でも買ってみるのが良いように思います。

ハリーポッターは読む方がとても上手な方なので、聞いていて面白いのです。ずうーっと飽きずに練習していました。

ハリーポッターの第1巻と第2巻の「Philosopher Stone」と「Chamber of Secret」は何十回(何百回?)も聞きました。毎日電車に乗っている時間や歩いている時間にずっと聞いたとすると、1日1時間近くは作れます。5年間で1800時間。ハリーポッターのCDの読み手はイギリス人なので、この頃は少し発音がイギリスっぽくなっていたような、いなかったような。シャドーイングを真剣にやっていると語調まで一生懸命真似しようとするので、アクセントまで移るのです。

しかもシャドーイングのいいところは、知らない単語は聞こえないので、単語が体に染み込むまで何回も繰り返して聞いているうちに、知らずに身についてしまうことです。ちょっと知らない単語だと、意味を思い出すのに時間がかかると思いますが、何百回とやっているうちに、意味まで体に染み込んでしまいますし、発音も口をついででてくるようになってきます。

最近始めたのがブラジルのポルトガル語です。高校の時に1年間留学していたのですが、帰ってきてからは全く使っていませんでした。それで、今になってちょっと、シャドーイングの本を買ってきて練習を始めたのですが、道のりは遠いです。読み手の喋るのが速いのか、聞き取れません。頑張ってしばらく続けて見ようと思います。

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こまかい時間の使い方を工夫するとかなり効果がありそうです

時間の使い方を工夫することをは、人生を幸せにするために必要です。

よく仕事を効率よくこなすためにタイムマネジメントを強調されますが、今回書こうと思っているのは、ビジネスを効率的にするためのタイムマネジメントではありません。隙間時間の使い方の話です。実際に、計測してみたところすごいものがありました。隙間時間ってこんなにたくさんあったんですね。

こまかい時間の使い方を有効に使えれば、ずいぶん沢山のことができると改めてわかり、びっくりしました。細かい時間を少しずつ有効に使って使って将来のために積み立てることが大事です。

いま、このブログを読んでくれている方も、やりたいことは山ほどあると思います。しかし、私もそうですが、ほとんどの方が仕事を持っているか何かで自由な時間をそれほど沢山は持てないのではないでしょうか。昼間は仕事をしなくてはいけないので、どうしても自分の時間は、朝か夜と土日休日になってしまいます。作れる時間なんていいとこ、1時間か2時間、相当にめぐまれてて3時間くらいではないでしょうか。

ただ、誰でもやりたいことは沢山ありますが、時間が限られているので、どうしても時間が足りなくなってしまいます。

私が最近試しているのは、自分がやりたいと思っていることは、少しずつ毎日やるという事です。毎日15分ずつでもいいかも知れません。

私の場合は、やりたいことが、プログラミング、資格試験の勉強、税務・会計の勉強、読書、英語、スペイン語、ランニング・登山などの運動など、たくさんあります。家族や友人との時間も必要です。

無茶にうつるかも知れませんが、これを毎日全部やるのです。ただし、長い時間は無理なのでちょっとずつです。。人生は所詮は、今日の積み重ねです。明日も明日になっていれば今日になっています。今日出来なかったことは、明日になってもきっと出来ません。ですので、やりたいことがあったら、少しずつでいいから今日やるのです。

例えば英語やスペイン語などの語学の勉強は、家から駅まで、駅から家までの片道10分弱を使うのです。それから、事務所の駅から事務所までの10分弱も使います。歩きながら語学のCDを聞くのです。これだけで、1日30分が捻出できてしまいます。語学を毎日30分継続したら結構できるようになりそうな気がします。

電車に乗る時に、何かを読みます。カフェや自習室で勉強したり本を読んだりするときも、一つの事にすべての時間を使わず、少しずつ色々な事をやるのです。

ブログも毎日書くようにしたいと思います。ただ、毎日20分とか30分とか決め流ので、毎日アップできるとは限りません。私もブログは継続したいと思っているのですが、毎日アップするのは負担がちょっと重すぎます。

一生のうちやりたい事というのは、誰でもあると思います。それを毎日ちょっとずつやって、時間で積み立てていくのです。電車に乗ったり、駅から家まで歩いたり、一回一回は10分くらいのとるに足らない時間なので、効果はほとんど感じられないかも知れません。また、そんな短い時間は何をやってもそんなに効果がでないし、逆に、捨ててもどうってことないと思いがちです。

でも、昨日から時間をアプリで計測してみて、びっくりしました。歩く時間や電車に乗ってる時間を語学や読書の時間に充てると、1時間くらいは軽く捻出で来ているんですよね。今朝もやって見たら、細かい移動や歩く時間の積み重ねプラスアルファで1時間半が勉強や本が読めていました。

もしかしたら、こうやって細切れ時間をちょっとずつ捻出して、積み上げていったら何かあこがれていたことが出来てしまうかも知れないじゃないですか。

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細切れ時間に色々詰め込もうとすることの難点は、ちょっとせわしない事で、ぼーっとしたい時には向かないと思います。結局は、こう言う細かい時間を使ってでもやりたいと思うか思わないか、人による価値観の違いもあるとは思います。